事件概要
2025年7月30日、自民党の西田昌司参議院議員は、北陸新幹線の延伸ルート「米原ルート」の再検証を求める意向を明らかにしました。これまでは「小浜・京都ルート」のみが検討され、変更を否定していましたが、参院選で日本維新の会の候補が京都府選挙区で優位に立ったことを受け、態度を一転させました。西田議員は、建設費の高騰が米原ルートにも影響を及ぼすため、どちらのルートにもメリットがない可能性が高いと指摘しています。
議論は今後、国土交通省によって再評価される見通しです。
コメント
西田議員の突然の態度変更は、政治的な動きとしか言いようがない。これまで「小浜・京都ルート」を否定し続けてきた立場を翻すことで、政治的に有利な状況を模索しているようにも見える。しかし、再検証を求めること自体は問題ではない。ただし、その再検討が単なる形式的なもので終わってしまうなら、それは国民にとって無意味である。特に高騰する建設費に対する現実的な対策を講じずに「米原ルート」を模索することには大きな疑問が残る。
問題の本質は、こうした交通インフラ整備において、政治的な駆け引きが過度に絡み合っている点にある。無駄なコストを避け、真に効率的で持続可能な選択肢を採るべきだ。以下の解決策を提案する。
財政面での現実的な対策を講じ、コストの高騰を抑制する方法を検討する。最終的に、政治的な利害関係を超えた、真に国民の利益を重視する決定が求められる。
ネットからのコメント
1、利便性だけでは京都の人や大阪の人も、敦賀からなかなかこの先繋がらないとするならば、サンダーバードを金沢まで復活してもらいたい人が多いんじゃないかなと。東京から金沢までは大変便利になりましたが、大阪、京都からは敦賀で乗り換えさらに料金も高くなって、、畿内の方からすると金沢や富山が遠くなったような気がするのではないかとそう思いました。
2、北陸新幹線は金沢迄で良かった。大阪・京都からは特急で十分の距離です。間違っても北陸経由で東京に行くことは無いでしょう。延伸するなら米原経由と湖西経由の2本にすると良い。関西方は湖西経由、中京圏からは米原経由。2ルートでも小浜経由より工費は安くなる筈。
3、あんな立派な敦賀駅を作ったのですから、敦賀駅終点でよろしいのでは無いでしょうか。乗り換えによる不便さをなくすためにアイデアを出した方が、新幹線関西あるいは米原延伸よりも簡単でコストカットできるのではないでしょうか。
4、与党が衆参で過半数を割った今、与党PT案は白紙に戻して、費用対効果や国全体の高速鉄道ネットワーク網の最適化という観点に立って再検討するのは当然だと思う。与党だけのPTではなく野党や有識者も入れた委員会に組織変更すべき。そもそも与党PTには法的根拠が無かった。2021年6月18日国会で前原議員の質問に対し菅総理も「与党PTは役割等が法令に位置付けられたものでない」と明確に答弁書で答えていた。金沢や敦賀の延伸時、国の正式な検討機関「整備新幹線問題調整会議」や「整備新幹線問題検討会議」で議論されてルートが決定された。しかし小浜ルートは一度もその場で議論されていなかった。即ち小浜ルートは与党案の段階に過ぎなかった。今後、野党や有識者も入れた委員会で議論をやって「整備新幹線問題検討会議」等の正式な機関で議論する等、金沢や敦賀の時と同じように正規の手順を踏んで最終決定して欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/05d5244dc7d00c0cc216a8c60498f6b96219e149,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]