【事件概要】
2025年8月8日、東京・自民党本部にて自民党両院議員総会が開催された。背景には参議院選挙での敗北と、石破茂首相が辞任の意思を見せない姿勢があった。総会開始から約1時間後、臨時総裁選の実施に関する是非だけを議題とすることが提案され、自民党結党70年で初の臨時総裁選に向けて議論が一気に進行した。
都道府県連代表は不在であったため、最終判断は総裁選管理委員会に委ねられることが決定された。石破首相は強い不満を示したが、党内の流れは明らかに変化していた。
【コメント】
「政権維持」の名のもとに、民意から乖離した首相の続投。これを見過ごせば、政治はますます国民の手から遠のいていくだけだ。参院選敗北という明確な結果が突きつけられた今、党は「責任」と「刷新」の意味を真剣に受け止めるべきだった。ところが、都道府県連の不在という形式的欠陥の中で、密室的に臨時総裁選が語られ、事実上の既定路線として進行する構図には異常性すら感じる。根本的な問題は、党内民主主義の形骸化にある。第一に、総裁選のルールを見直し、地域代表の意見を必ず反映させる構造にすべきだ。
第二に、敗北時のリーダー退陣を明文化し、政権の健全な循環を制度化すること。第三に、国民参加型の意見集約システムを導入し、間接民主制の補完を目指すべきである。権力にしがみつく姿は、「民意に応える政治」とは真逆の価値観を体現している。今必要なのは、政権の安定ではなく、信頼の再構築だ。
ネットからのコメント
1、よし!ひとまず最低限はクリア。今日で続投決定とかやってたら辞任求めてる人々も信用できないってなるところだった。でも、本当は、少数になろうとも、左派と財務の手先を切り離して保守でまとまった方が、将来的にプラスなんじゃないかという気がする。参政党の躍進とか見てると、有権者の望みはそっちという気がする。ナントカ眼鏡さんの再登場とか、見たくないよ。。
2、地方での自民党組織が機能していない。自民党は議員が地方を仕切っている様に思っているが、地方の各自治会の組織が高齢化と、若い世代が自民党支持を受け入れない状況になってきている。特に石破では誰も集まらない。地方の議員は危機感を持っている。今回の参議院選挙であきらかになった。石破が降ろせないなら自民党は衰退崩壊するしかない。
3、石破氏が退陣しようが、他の議員が総裁の顔を変えても、自民党には全く期待していないし、信用していない。物事は、ずっと同じ状態は続かず、時がくれは変化する。もう、自公の時代ではなく、新しい時代の始まりではないかと思います。
4、石破は前向きな事をしない癖に何故居座りたいのだろうか?時間が掛かるからやりたくないとかそんな理由がまかり通る時点で自民党っておかしすぎる。時間が掛かっても国民の為にやり遂げるのが政治家じゃないのか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e667bef941d01708443c11b8afc4d37c030bee70,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]