2025年、コロナ禍で一時減少していた忘年会が、再び活発化。Job総研の調査によれば、忘年会の実施率は73.6％に回復。しかし、参加が強制的になりがちなこのイベントに対する批判も高まっている。実質賃金が3年連続でマイナスとなっている中、自腹での参加を強いる業務的な忘年会は、幹事を含む多くの社員にとって精神的な負担となっている。

特に幹事は、参加を推進する上司と拒否派の間で板挟みになり、苦境に立たされている。

会社の忘年会は依然として多くの企業で開催されており、その強制参加が問題視されています。経済状況が厳しい中での参加費用負担は、決して小さな問題ではありません。忘年会が純粋なチームビルディングの場から、業務評価に影響するイベントへと変質している現状は、過去の成功体験に縛られた制度の欠陥を物語ります。まず、忘年会は自由参加のものとするべきです。次に、参加の強制的な風土をなくし、リモート参加などの選択肢を取り入れます。さらに、職場の人間関係を評価する基準を明確にし、飲み会依存をやめるべきでしょう。過去の価値観に縛られず、柔軟な方法で社員の声を取り入れることで、健全な職場環境を築くことが求められます。

ネットからのコメント

1、昭和も平成も令和も忘年会に参加したが、どの時代も参加したい人だけが参加すればいいと、常に思っていた。どうしても有意義ではないなと思う忘年会は不参加にした事もあったが、基本的に自分は参加したい方だし参加する方が多かった。忘年会から気の合う仲間と２次会に３次会と楽しい時間を過ごす。自分が日々気がつかなかった会社の内情を上司から聞ける。異性の人と気が合い、そのまま二人の２次会に行ったり。上司や同僚と本音でぶつかり合えたり。無駄な時間だなと思う忘年会も、これも経験と思う。忘年会は、悪くはないと思うが、考え方は人それぞれ。

2、うちの会社の忘年会は、ホテルレストランでのランチ会にしました社員は家庭と仕事を両立している女性が多いので女性ウケを意識した選択です若手男性には来たい人だけで、無理はしなくてOKというスタンスでしたが、結果的に全員参加してくれて、「こういうところに来てみたかった！」「いつかデートで使ってみたい」と喜んでくれましたリモートが中心の会社なので、対面で交流できる貴重な機会にもなりやって良かったです

3、もちろん社風にもよるけど忘年会は上司がやりたがり、若手は嫌がるものというのは固定観念だと思うよ。私の勤める会社では３０代～４０代の中堅社員たちが発案、企画をしている。もちろん参加は自由だよ。上司の中にも飲み会は好きでない人もいるから参加しない人もいるよ。社会全体的に団体行動はあまりしない人が増えているのは確かだね。

4、私は転職を3回して海外4ヵ国で駐在し外資系でも働いたけど‥。私の働いた海外の職場だと、年末の仕事終わりの日の夕方に職場で簡単に祝杯を上げて終わりだったな。紙コップにワイン、紙皿におつまみで。30分ほどで帰る人も居れば、長々いる人も居たようだが。もちろん会社の経費。クリスマスパーティーをする会社はあった。夜に高級ホテルのボールルームを貸切り、社員はパートナー同伴で女性は背中の開いたイブニングドレス。費用は会社持ちで、参加不参加は自由（結構不参加の同僚もいた）。日本は生産性がG7最下位だしOECD38カ国中28位なんだから「今までこうだったから」なんて拘らない方がいいんじゃないかな？　年配の方はむしろ「こんな生産性の低い日本にしてしまった自分」を恥じてもいい位だと思うが。