冷え込む日中関係の発端となった高市早苗首相の「台湾有事」に関する答弁について、以下の概要と分析を行います。
12月11日、毎日新聞は、高市早苗首相の「台湾有事」に関する衆院予算委員会での答弁が、官僚が準備した答弁資料には含まれておらず、「台湾有事の質問には答えない」との指示があったにもかかわらず発言されたことを報じました。
高市氏は11月7日の質疑で、立憲民主党岡田克也議員からの質問に対し、「存立危機事態になり得る」と答弁。これは歴代政権の戦略に反するものであり、SNS上で批判が殺到しています。

今回の件は、政府の一貫性を欠いた答弁が浮き彫りになったことで問題が拡大しました。高市首相の軽率な発言は、国家の安全保障に関わる重大な問題を軽んじたものです。政府の発信に対する信頼は国民の安全に直結しますが、今回の状況では、その信頼が揺らいでいると言わざるを得ません。
まず、首相自身が不適切な発言を認め、率直に謝罪することが必要です。次に、政府全体としての答弁内容の一貫性を確保するため、事前に準備された資料を尊重し、答弁を統一する新たなガイドラインを制定するべきでしょう。そして、国民との対話を通じて、安全保障に関する政府の基本方針を透明性を持って説明する努力が不可欠です。
高市首相の発言は、単なる外交問題を超えて政府の信頼性に影響を及ぼしています。国民の信頼を回復するためには、公平で透明性のある政策決定プロセスを築くことが何よりも重要です。このような手順を通じて、政府は国民に対する責任を再確認し、未来を見据えた政策運営を行うべきです。
ネットからのコメント
1、一体官僚の作成した原稿になかったからと言って、何が問題だと言って騒ぐのか全くわからない。言った内容が問題なのであって、官僚が作ったのかどうか関係ないでしょ??高市氏は一度でも官僚答弁書に書いてあるなどと言う言い訳してた??そもそもなんだけど、官僚の作成した答弁書にどう書いてあろうが総理の責任であることに変わりない。
2、スタンドプレーではあったかもしれないが、中台間で戦が起きれば日本も対岸の火事で済まされないのは紛れもない事実。様々な事情があったにせよこれまであやふやな表現でごまかして事勿れ主義できたのをやめて、ハッキリと高市首相が言ったことの何が悪いのか。我々の生活や平和が脅かされてからでは遅いんですよ。高市首相の今回の発言は独断専行ではあっても独断専横ではないと思います。
3、官僚答弁を朗読するだけのリーダーならいらない。自分の言葉で語れるからこそ優れたリーダー。高市総理が支持されているのはそれができる方だと認知されているからです。
4、そうやって言うべき事も言わず、事なかれ主義できた結果で、北方領土も竹島も尖閣も今に至ってます。田中角栄総理の時にはっきりしておけば良かったんです。親中議員の罪は重い。田中角栄総理の時代に、どれだけ日本は中国に対して投資をしてインフラを整えて金を使ってきたか、そんな事は中国民は殆ど知らないでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/56ac924f371c11479448e4311620eff21b739a2e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]