事件概要:2025年8月11日、東京新聞は日本世論調査会の調査結果を報じた。調査は2025年6月から7月にかけて行われ、18歳以上の男女3000人のうち1888人から有効回答を得た。その結果、62%が首相の靖国神社参拝を支持し、33%が反対した。また、太平洋戦争の評価に関しては、42%が「侵略戦争」とし、12%が「自衛権戦争」と答えた。
終戦80周年に向けた首相談話については57%が閣議決定した談話を支持し、平和憲法の存続については60%が支持した。中国の台湾への軍事行動に関しては、42%が非軍事的対応を支持し、韓日関係は「悪い」と感じる人が64%に達した。
コメント:この調査結果は、靖国神社参拝を巡る日本社会の分裂を反映しています。参拝を支持する声が多い一方で、それに対する反対意見も無視できません。靖国神社への参拝は、戦争の歴史をどのように認識するかに直結する問題であり、その背景にある歴史的な対立や感情は深刻です。戦争の性格についても、42%が「侵略戦争」と評価する中、依然として「自衛権戦争」とする意見が根強く存在しており、戦争に対する認識が世代や立場によって大きく異なることが浮き彫りとなっています。
このような状況を解決するためには、まず教育と対話の場を設け、歴史的な認識を共有することが重要です。
靖国神社参拝の問題も、単に政治的な立場に基づくものではなく、過去の戦争の記憶をどう受け止め、未来にどうつなげるかという観点から議論されるべきです。多様な意見を尊重し、真摯な対話を行うことが、今後の社会の安定と国際的な信頼を築くために不可欠だと感じます。
ネットからのコメント
1、日本にも当然戦争の責任はあるが、ブロック経済(経済封鎖)されていた事も事実。それにアジアはほぼ欧米の植民地だったし、国共中国以外の王政権とタイ王国と自由インド、独立インドネシアは友好関係にあった事も事実。現代の地図で考えてはいけない。
2、何で侵略か自衛で分ける必要があるかわかりません。両方だろ!って思います。そしてその戦争があり今がある。日本人は多くを学び、罪を受け入れて先に進んでます。連合国と違うところはそこ!ソ連も米国も紛れもない戦争犯罪国。それ以前だってアジアの国々はヨーロッパから占領されて来た歴史がある!侵略か自衛かで考えるのでは無く、第二次世界大戦を今の人々が何を見て何を感じるかそれが大切です。その為にも総理大臣には参拝してほしい。
他国が何?自国を守る為命を失った方に敬意を払い参拝する事の何が悪い?だったら連合国だって「終戦記念日とか言って盛り上がってんじゃねぇ!クソが!」って話です。米国は未だに兵隊を送って他国を攻撃したりしてるし、ロシアは戦争状態だし、中国は台湾にいつ攻撃しても可笑しくない状況。皮肉な事に負けた国の方が今平和じゃないか。平和ボケとか幸せな言葉を生み出してるし。
3、中国韓国を意識せず信念で決めたら良いいつまでも侵略戦争をしたからと意識することなのか侵略せずともウクライナのようにロシアが攻めてきたら日本は防衛しなければならない無血で守れない米国に依存したい人間は戦うのは米兵と認識しているそこがトランプの不公平感があるアメリカは日本を守るが日本はアメリカを守らないという懸念事項戦う事が全て悪になるなら国を維持する事は出来ない
4、太平洋戦争を「侵略戦争か」と問うなら、戦後の国際法(国連憲章や侵略の定義決議)に照らせば侵略戦争に該当する。しかし、戦前の国際法には侵略戦争という明確な法的概念はなく、戦争は国家の合法的手段とされており、当時の法体系ではその評価は成立しない。
ゆえに、この種の問いは現代の価値観を過去に当てはめた事後評価であり、法的判断ではなく政治的・倫理的評価にすぎない。ただし、現代基準で見れば侵略戦争と位置づけられる。当時は帝国主義全盛期で、日本だけでなく欧米列強も武力による領土拡張を常態化させていた。英国のアヘン戦争やインド・アフリカ植民地化、仏のインドシナ・アフリカ征服、独のアフリカ侵攻、露の中央アジア・極東進出、米の米西戦争とハワイ併合などがその例であり、これらは当時「合法」とされ国際非難も限定的だった。日本の行動もその時代の常識の延長線上にあった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d9affe26cd410046543eaf2cb6bf01cc7a4b3147,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]