8月19日、西武ライオンズはソフトバンクホークスに2-5で敗北し、今季のソフトバンク戦での負け越しが決定した。この試合で西武は初回にネビンの2ランで先制するも、渡辺勇が3回で5失点し、逆転を許した形となった。西武は今季8敗目であり、3位オリックスとのゲーム差は5.5に広がった。これで西武は直近11年で9度目の対ホークス戦カード負け越しとなり、古き栄光を持っていたライオンズと現在のホークスとの差は際立っている。

西武ライオンズはそのかつての栄光を再び手にすることができず、現状の深刻さは見逃せません。パ・リーグの盟主として歴史を誇っていたにもかかわらず、継続してソフトバンクの後塵を拝し続けています。これは、単なる選手力の問題以上に球団の戦略、育成、そして資源配分の問題が否めません。まず、若手選手の育成力を強化し、次世代のスター選手を生み出すことが急務です。次に、長期的視点でのチーム再構築を掲げることで、戦術や組織的な成熟を図るべきです。最後に、経営資源の効果的な分配と投資を行い、チーム力を底上げすることが期待されます。西武ライオンズが再びパ・リーグでの謳歌を取り戻すためには、この変革が不可欠であり、ライオンズファンにとっては新たな飛躍への期待が募ります。

ネットからのコメント

1、勝てないのは投打のバランスが悪くなっているからでしょう。

やっと打線が点を取れるようになってきたのに、ここにきてやはりベルーナドームの暑さの影響もあるのか先発投手陣が総崩れ。攻撃が単調でなかなか塁を進めることが出来ない。試合後半7回、8回あたりでまだ負けているのに、延長戦でもないのに単打のデービスに代走を出したのが何回かありましたが、結局得点出来ずに延長戦になった時にデービスが打席に立てないこともありました。結果論と言われるかもしれませんが、なにかちぐはぐな感じがします。昨日のホークスは1球目できっちり送りバントを決めてましたが、ライオンズはバントもろくに出来ません。これでは悲しいですが勝てる気がしません。とにかく攻撃を見直してほしいと思います。

2、戦力より内容に差がありすぎる。実は辻さん時代から打つばかりで細かいところすっかり疎かになっていて、そのツケが全部出てる。連覇時代の9人野球で控えとの力の差が大きくなったうえ当時の主力がほとんど流出、レギュラーの出ないまま7年も来た。今年やっと西川や渡部か出たけどまだ規定実績もない。とにかく送れない、繋げない、チャンスで取れない、守備も連携ボロボロ、底は去年であったとしてもまだまだまだまだ立て直しには５年かかる。

若手は女絡みのトラブルだらけ、チームを託したトノゲンも仲良く不祥事という緩みも末期的。

3、去年ぶっちぎりでリーグ優勝したホークスとぶっちぎりの最下位だったライオンズ。そりゃ１年で埋まる実力差じゃないわ。あとスコアラー陣の分析能力にも残念ながら差があるだろう。資金力ではホークスにかなわない。けど今季は外部から複数コーチを招聘、ネビンとウィンゲンターの残留を早々に決めるなど球団の努力姿勢は評価してる。ファイターズみたいに３年は我慢かな。とは言え最低限今季最下位だけは回避してもらいたい、５位も６位も大して変わらないとか言われるけどやっぱり２年連続の最下位なんて絶対嫌だ！

4、ソフトバンクと日ハムの２強との決定的な差は打力や攻撃力。ソフトバンクや日ハムと比較しても、ホームランや得点が少ない。戦略補強がピッチャー偏りになっていたから、こういう結果になっている。打線を引っ張っているのは外国人のネビン頼みになっているのは大問題で、助っ人外国人は何年までプレイできるかは未知数なので、カブレラのようにネビンが年俸を上げろとか言わなければ良いけど。

今後の戦略補強は日本人野手の獲得、今年打線で良いのが出てきたのは渡部と西川くらいでしょう。トレードやFAなどで選手を積極的に獲得すべきだけど、ベルーナドームの環境の悪さを解消しないと駄目でしょう。超ドケチの後藤オーナーでは、西武の復活は無理だと思うけど。