2月23日と5月2日に、埼玉県警鴻巣署の警部補(55歳)が同級生夫婦をパトカー内で恐喝未遂しました。彼は署内のパソコンで不正に個人情報を照会し、東松山市の男性の家に部下をパトカーで運転させ訪問。「15万円も貸してさ」「奥さんの職場の方にも電話してね」と脅迫しました。しかし、警部補は脅す意図はなかったと供述しています。事件当時、彼は職務中で、ドライブレコーダーにやりとりが記録されていました。
埼玉県警は他にも不正があった可能性を調査しています。
この事件では、警察官が自らの職権を乱用し、公務にかかわる諸手段を個人的な借金回収に利用したという、職権乱用の実態が浮き彫りになりました。まず、警察という公的な立場でありながら法の執行者が法律を破るという矛盾に強い不信感を覚えます。彼の行動が示すように、個人情報を安易に取り扱える環境は悪意ある行動を助長します。本質的な問題は、監視システムの欠如と職員によるモラルの徹底がされていない点です。まず、①個人情報の照会は必ず複数人の承認を必要とするシステムへの改善、②ドライブレコーダー等の監視強化、③定期的な道徳教育の実施が求められるでしょう。こうした問題が続く限り、警察への信頼は失われ続けることでしょう。我々の社会では、似たような行為には厳しい措置が必要です。
ネットからのコメント
1、学生時代に無心したほうも悪いです。しかし30年以上も経っても忘れられなかったとは、よほどひどかったのか。もちろん、警察官の不正に照会したりパトカー内でというやり方はよくない。正当なやり方で返金を求めれば良かったと思います。
2、逮捕された警官も自分の経歴や職柄を利用して住所を特定して返金を求める行為はダメですがただ借りた方も今まで返さずのうのうと生活していた事は許せませんね。他にも知人や友人に借りている可能性もあります。脅し取ろうとしたかは正直分かりませんが利息もなしに貸した金額だけ返金を求めていたのなら脅すと言うより早く返して欲しい気持ちもわかる気がします。
3、一般の方が同様のことしたら速攻で氏名公表するのに、どうして警察官だと氏名を公表しないのでしょう?警察官や議員など力を持っている方の犯罪こそ氏名を公表するべきだと思うのですが・・・。
4、脅されたと主張する男性も借金があったのか判明しません。警察官の勤務中私的行為は言語道断ですが金を貸して返さなければ催促するのは当たり前です。
警察官だから厳しい倫理観を持つのは当然、然し催促まで禁止するのは理解出来ません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3936497135d46260ced38b8ffa51c5316d65f775,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]