ソニー生命が全国の中高生1000人を対象に行った調査で、「将来なりたい職業」の男子中学生1位が昨年までの“YouTuber”から、公務員へと変化しました。YouTuberの人気は14%まで減少し3位に転落。若者に聞いたところ、一部クリエイターの不祥事や、既存の有名YouTuberが多く新規参入が難しい「レッドオーシャン」という現状、さらにショート動画やライブ配信などの新しいコンテンツ形態への移行が影響しているようです。
加えて、公務員の安定した給与と労働環境が家族間でも支持されていることが背景にあるとされています。
この調査結果の背景には、現代の若者が置かれている厳しい社会環境があると言えます。近年、インターネット上での活動はますますリスクを伴うものであり、何かを公開するたびに慎重さが求められる時代になりました。自らの顔や名前を晒すことによるリスクを考慮すれば、多くの人がYouTuberなどの職業に魅力を感じなくなるのも無理はありません。また、既存のYouTuberが持つ悪評が後に続く若者たちの夢を挫く理由となるのも残念な現実です。
これを改善するためには、まずはインターネットでの安全教育を徹底しなければなりません。次に、クリエイターが安易な行動で社会に悪影響を与えることのないよう、プラットフォーム側での規制強化が重要です。
また、いちはやくトレンドに対応するために、YouTuberの内容を刷新し、視聴者とのコミュニケーションを強化するような取り組みも必要でしょう。新たな挑戦をする若者が安心して自己表現できる環境作りが急務です。
この変化は、単なる流行の変遷ではなく、若者が抱く職業観の深い再評価を示しています。「好きなことで、生きていく」を目指す以上に、自らと社会の関係を再考する時期に来ているのかもしれません。
ネットからのコメント
1、私はゲームが大好きなので、昔実況動画を収録してそれなりに見てもらえた経験があります。最初は反応されるのが嬉しくてあれやこれやと次々に動画を投稿していました。しかし、ある日突然「あれ、自分は何のためにゲームプレイしてるんだろう」と思ってしまい、それ以降ゲームするのが億劫になり動画も投稿しなくなりました。半年くらいゲームを全く触る気にもならず、押し入れの片付けをしていた時にスーファミとドラクエⅥのソフトを発掘し懐かしくて少し触ってみようとしたら全クリするまで来る日も来る日もプレイしてました。そこで「あぁ、人に見てもらう為じゃなくて自分が楽しいから出来るんだな」実感してからは自分の為にゲームをプレイし続けてます。
2、誰もが夢見る「好きな事で食べていく」ですが、大抵の人が好きな事は、他の人も好きな事であり、競争があまりにも熾烈となるため、実現できない人が殆どです。また実現できたとしても、激しい競争に晒されるため、決して楽な道ではありません。逆に「人の行く裏に道あり花の山」という至言も昔からありますね。そちらを目指すのも一興でしょう。
3、冷静に判断考えられる人ならYouTubeで生活するに至るのがどれだけ大変なのかが分かると思います。・動画の企画・内容の構成・撮影・動画編集・アップロード・コメントへのリアクションこれだけの作業を一人または少人数でこなす事になります。(しかも毎日、毎週、毎月)上手くバズれば軌道に乗りますが、数年、下手すれば十年も日の目をみない場合もあるわけです。それよりもショート動画であれば撮ってアップしておしまいにも出来ますし動画編集をする場合でも短時間で済むのでYouTuberよりもTikTokの方がお手軽だと思います。YouTube自体がそろそろオワコンですからね。
4、まぁ今売れてるYouTuberって黎明期から活動している人が多いんだよね。
ライバルも増えた今YouTubeで生活は以前よりも更に難しくなったと思う。YouTubeと同じでゲームの世界もゲーム一本で生活は難しい。それに今はYouTuber自体も良い意味で注目される人は減って逆に悪い意味で目立つ奴が多い思う。あと好きなものを職業にするって結構大変だと個人的には思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/edb84775e2602a2c9b5144b18cc03a9145876fef,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]