2023年12月1日、従来の健康保険証が有効期限を迎え、マイナ保険証の本格運用が開始された。筆者は小学生の子どもにマイナ保険証を利用させているが、従来の保険証に比べて手間が増えたと感じている。大人はスムーズに利用できるが、子どもは認証に問題があり、診察券、マイナ保険証、地域の医療証の計6枚のカードを提出しなければならないため困難がある。
パスワード管理も複数の子どものためには難しく、顔認証は受付台の高さが子どもに合わず認証が困難。病院での目視確認も可能ではあるが、受付が忙しいため頼みにくい状態だ。

この現状を鑑みると、マイナ保険証の導入には大きな欠陥が見え隠れする。特に子どもが受診する際の手間は不必要に増しており、その制度設計は再評価が必要だ。第一に、パスワードの簡略化と子ども向けの顔認証デバイスの設置を推奨する。第二に、一度の認証で複数枚必要なカードを統合した仕組みを整えること。第三に、受付での目視確認を快適に行える環境やオプションを強化すべきだ。至急の制度改善と現場への配慮を求める声が広がる中、私たちは一体どのような未来を託すべきなのか、自問する必要がある。受診デジタル化の理想的な未来が見えても、現在の不便さを放置しては真の発展は望めない。
社会全体が利便性と安全性のバランスを見直すべきである。
ネットからのコメント
1、各種医療証がマイナンバーカードの保険証に取り込まれていないので、大人でも医療証のある人は手で確認しているところが殆どです。何箇所か通院していますが、1カ所の個人病院だけ、マイナンバーカードの保険証の読み込みの次に、医療証の読み込みの出来る端末を使っていますが、大病院でもリアルに医療証を係員の方に渡して、係員の方が手動でボタンを押して読み込みしていますよね。障害者手帳の情報はマイナンバーカードに登録出来ます。当自治体ではマイナンバーカードが始まった当初に、マイナンバーカードの番号が無いと様々な障害者サービスの事柄が不能であったので、仕方なくマイナンバーカードを作りました。医療証の情報が登録出来ないって何?したくない人がしないで良い様にするのは大切。面倒だし、登録したい人は登録出来る様にならんかなあ。
2、私と子供の暗証番号全部一緒。セキュリティ的にはどうか知らないけど、別に大した情報入ってないし。子供が自分で管理するようになったら好きに変更すればいい。
3、マイナンバーカードはe-Tax、ネット銀行の口座開設など便利に使っていますが、マイナ保険証は面倒なので使っていません。子供だけでなくマイナンバーカードを保険証以外に使っていない人はかなりいると思います。その人達はマイナ保険証にしても面倒なだけです。既存の保険証をずっと使えるようにするべきです。医療情報の共有化でより良い医療が受けられるのですか?民間が開発して無償でダウンロードできるお薬手帳アプリの方が多機能で優れています。
4、子供全員同じ暗証番号でよい。そんなこと言ったら、銀行口座子供名義でつくるときキャッシュカードつくったら暗証番号問題が出てくるはず。十年後新しくカード発行するときか、二十年後再発行するときに暗証番号変更できる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a0610685eed4b1c100330ce1f7c129776bbdaae4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]