広島で310試合に登板した元編成担当者、川端順氏がYouTubeに出演し、前田健太投手に広島がオファーをしなかった理由を解説した。前田は楽天入りが決まったが、広島からはオファーがなかったことを自身のSNSで明かし、話題となった。川端氏は、黒田博樹氏の復帰時に関与した経験から、カープが将来的な指導者候補を考慮した結果と推測。

また高橋慶彦氏は、若手育成というチームの方針が影響した可能性を推測している。

スポーツの世界は、華々しい成績だけではなく、その裏にある判断と選択の重要性も見過ごせません。前田健太選手に対して広島からオファーがなかったことは、多くのファンにとって意外であり、理解しがたいものだったかもしれません。しかし、川端氏の見解によれば、広島球団は若手育成や将来的な指導者の視点から、慎重な選択をした結果だと言えます。このような球団の方針には理解が必要です。前田選手のようなベテランの力は即効性がありますが、それに固執することなく、若い選手の成長と指導者の育成を視野に入れた結果と見るべきでしょう。スポーツにおいて、長期的な視野が成功を支える柱となることを改めて認識することが大切です。威信と未来への投資とのバランスを図ることが、スポーツ界が求める継続的な成功には必須です。

ネットからのコメント

1、まずカープファンという事を置いても、黒田博樹と同じ漢気というメジャー帰りの選手は誰一人としていないと断言する。20億蹴って、2年間2桁勝利のまま引退、全力で投げられる時に帰ると断言した通り。そんな選手は他にいない。また、アドバイザーに黒田がいてくれる、投手陣の先頭は大瀬良が適任。カープはマエケンをビジネスと見ずに戦力として見た結果だと思ってます。まともに一年投げられるならメジャーに昇格していたはず。良いように解釈する方が多いが、ビジネスと捉えて複数年、年俸2億の楽天だと思ってます。契約金は別だろうし。本当に愛着あるなら、オフに球団に顔を出すなりあるはずだな。誠也は来てるし番組も出演したり。だから戻るとは限らないが、オファーする気にはなると思う。それが一般的に普通の感情だと思う。この10年、オファー無けりゃと言ってましたが、黒田や誠也はオファーされるよう頑張るというのとは違ったな。

2、慶彦チャンネル、見てました。川端さんと慶彦さんの仰る通りです。黒田さんの復帰が決まった時のテレビニュースで、元ヤクルトの古田さんが「元カープのピッチャーが復帰するのではなく、ヤンキースでバリバリ投げているメジャーリーガーのピッチャーとカープは契約した、と思った方が良いでしょう」と仰っていたのが全て。

普通に考えても、防御率5点台の3Aのピッチャーと契約しますか？よく前田のことを「功労者だから…」と言う声が目につくが、前田本人は「まだ投げられる」と思っているのだから、お情けで契約する事ほど前田に失礼。

3、チームの若返りの真っ最中なのは、分かっている。戦力的にも、マエケンより有望な若手の方が良いのも分かっている。　入るか入らないかはマエケンが決めるし、金が無いのも分かっている。だけど、少しはオファーした方が良かったのではないか。三連覇前のカープを、大きく支えた選手。少しでも誠意を見せて欲しかった。

4、ネット記事にされるだろうなと思っていた。でも、肝心な部分が割愛されている。その部分こそ記事にしないといけない内容だ。記事にする時は、肝心な部分は省いてはいけない。川端氏の言葉を文字起こしすると、「黒田はね、時間がある時には顔を出してる。メジャーに行っててもね、帰って来たら顔を出したりしてる。そんなのやってたんですけどね。マエケンの場合はそういうのは全くゼロだったことは言えますね」。戦力になるかどうかはもちろん、カープを離れてからの対応の違いがオファーが無かった原因の一つではないかと推測している。