事件概要:2025年7月31日、伊東市の田久保眞紀市長に関して、千葉県に住む公務員の男性が有印偽造私文書等行使の疑いで告発状を提出しました。市長は市の広報誌や経歴調査票に「東洋大学法学部卒業」と記載していましたが、実際には除籍されていたことが判明しています。また、田久保市長は“卒業証書”とされる資料を市議会の正副議長や一部の市職員に見せていたことが確認されており、これに関連して虚偽公文書作成および同行使の疑いも指摘されています。
さらに、建設会社の社長も公職選挙法違反で告発状を提出し、警察は本格的な捜査を開始しました。
コメント:この事件は、公共の信頼を大きく損なうものです。市長という公職に就く者が学歴詐称を行い、その虚偽情報を広報誌や市政に利用したという事実は、行政の透明性と誠実さを根底から揺るがすものです。こうした事態が発生した背景には、個々の責任感の欠如とともに、制度的なチェック機能の不十分さがあると考えられます。これに対して、今後の行政運営においては、教育背景や公文書の正確性を確認するためのより厳格な管理体制が求められます。また、市民に対しての説明責任を果たし、適切な処罰を行うことが、信頼回復に繋がります。加えて、選挙における透明性を高めるために、選挙管理体制の強化も急務です。このような不正を一掃するために、行政の厳格な監視体制と市民の意識向上が重要です。
ネットからのコメント
1、百条委員会からも卒業証書不提出、出頭拒否での告発は続くと思う。ただ市長はこれらの告発と再出馬を理由にし、市長の継続を裁判の結果後まで続ける可能性はある。時間は掛かるが、市長を辞めさせるには、市議達の不信任決議しか無いと思う。今日の市長の会見後、正確な辞職報告が無ければすぐにでも不信任決議に動くべきと思う。
2、正当な理由無くして委員会への出頭を拒否したことに対して、地方自治法第100条違反による議会からの刑事告発も、おって付いてくるでしょう。現状で計3件の刑事告発が実施あるいは予定されていますが、さらに増える可能性もありますね。
3、参考になる意見を拝見しています。関心を持っていただいて、市民の一人として感謝しております。ただ、一部に伊東市民は何をしているのかという声がありますが、この問題、伊東市職員と共に市民も被害者だと思うんです。市民は、伊東市議会の議長が覚悟を決めないといけないと話したことに、今後の問題解決を期待しています。スピードはストレスフルですが、間違いなく議会は、刑事告発、不信任決議案可決しますよ。
4、第2の「怪文書」も実に胡散臭いですね。もちろん、この文書に書かれていることが事実とされれば周りの人が知っていた除籍の事実を本人が知らなかったはずはないので、公選法違反に問われることになるでしょう。しかし、それより罪が重い有印私文書偽造の罪を逃れることができるわけです。田久保氏自身、今から真っ白の無実を勝ち取るのは難しいと思っているのではないでしょうか。そして議長副議長や広報課の人に見せたという「偽卒業証書」はすでに処分を済ませており、弁護士の金庫に保管してあるとした「同級生が作った卒業証書」は、今後何らかのアクシデントを理由に破損による判別不能や行方不明にするのだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cc91ee94b170923164480587353bbb72c68765dc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]