田久保真紀伊東市長が拒否していた静岡県伊東市議会の調査特別委員会(百条委)に13日、初めて出頭した。主な論点は、田久保市長の大学卒業に関する経緯だ。市長の知人が「大学を卒業していない」と証言し、市長の証言が注目されたが、市長は「卒業証書」や「卒業アルバム」について「同じ物だ」と確認、卒業証書の入手日時に関しては「記憶にない」とし、議員の質問に対して「記憶に基づかない」として具体的な回答を避けた。
中島弘道議長は「回答に核心への不回答が目立ち、真実が述べられているとは思えない」と指摘している。百条委は月内にも結論を出す予定だ。
市長の説明が市民の期待を裏切ったことで、信頼が揺らいでいる。行政の信用を守るために政治家は誠実であるべきだ。この事件では、市長が大学を卒業していない事実を知ったのが6月28日という主張に対し、具体的な証言を拒否し続けたことが問題の核心である。制度の欠陥が浮き彫りになり、政治家の学歴や経歴に関する証拠の透明性を高めるための法改正が求められる。まず、政治家の学歴に関する情報の公開を法で義務付けることが重要だ。次に、第三者による調査が可能な機関の設立を検討すべきだ。そして、これらの情報を精査する専門の委員会の設置も考慮するべきだ。市民が信頼することができる行政のためには、政治家の誠実さが必要であり、今こそその価値観と現状とのギャップを埋めるべき時だ。
ネットからのコメント
1、「論点かみ合わず」ではなく、質問する側の議員がもう少し論理的思考にもとづいて質問をすべきだという印象をもちました。論点はズレますが、百条委でこのレベルであれば通常の議会で質の高い議論が行われているのか心配になりました。論理的思考力は必須スキルだと思います。
2、いつどこで入手したのかわからないものを、どうして信用できるんですかね。田久保の「卒業したと思っていた」という主張は荒唐無稽としかいいようがないので、百条委員会は偽造私文書行使や偽証を理由に、すみやかに田久保を刑事告発すべきでしょう。
3、卒業していないのに卒業したと思っていたという事は絶対にあり得ないのだよね。おそらく弁護士も最初から嘘を付いているのはわかっているから、卒業証書を保管して誰にも見られないように隠したと思われる。これを崩していくには、さっさと告訴して強制捜査で偽造の卒業証書を押収してもらうしかないでしょう。問題は卒業証書を偽造して使ってしまったという事で、これは犯罪になってしまうから何が何でも隠し通したいでしょう。
4、たった今、フジテレビの「めざましテレビ」でニュースを見たが、一番気になる「あなたは東洋大学の本物の卒業証書を見た事がありますか?」の質問に対して、田久保が「見た事はございません」と回答した場面が流れなかった。
これは、弁護士事務所の金庫にある物が本物ではないと言う事の裏付ける回答になるはず。19.2秒の場面よりも重要なやり取りだったはずなのに。マスコミも報道の仕方が悪すぎるね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/44ac0b80d0186c5b7389e1373eb7e16c5ee22cf3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]