小泉進次郎防衛相が報告したところによると、10月7日、中国海軍の空母「遼寧」を含む複数の艦艇が沖縄本島と南大東島の間の海域を北東に進行し、艦載戦闘機とヘリの発着艦を約100回実施した。特に注目すべきは、航空自衛隊のF-15戦闘機に対し、中国側の戦闘機がレーダー照射を行ったという危険な行為があった点である。日本はこれに対処するため海上自衛隊や航空自衛隊を動員し、警戒を強化。

日本政府は中国側に対し強い抗議を行い、再発防止を求めた。

中国海軍の太平洋進出への動きは、国際的な安全保障に深刻な影響を及ぼしている。今回のレーダー照射は、その無謀さと危険性が際立ち、さらなる緊張を生む要素となりかねない。そもそも、この状況は国際法による秩序が揺らぎつつある証拠であり、我々の安全保障体制にも大きな課題を突きつける。まず、多国間協議の場を活用し、地域の安全保障に関する枠組みを強化することが必要である。次に、こうした挑発行為に対し、国際社会全体として断固たる対応を取ることが求められる。さらに、国内外の専門家やメディアを通じて、正確な情報を世界に伝えることで、中国が誤った情報発信で国際的な信用を損ねないようにする取り組みが不可欠である。我々は、平和と安定を守るために、一層の努力と結束が必要である。

ネットからのコメント

1、報道する側も理解してないのかもしれないが、領海と領空は範囲が違うからね。諸島の間を抜ける空母は領海侵犯にならなくても、そこから航空機が離陸した途端に領空侵犯になる。この事実をしっかり伝えるべきだ。

2、＞中国は、このような太平洋への進出を通じ、空母を始めとする海上戦力の運用能力向上や、遠方の海域での作戦遂行能力の向上を目指していると考えられます」と中国の動きについて分析。その事以外にも、日本側の防衛体制やいざと言う時どう行動するのか、その行動に対する対応等、中国側は2重3重の効果を狙って行動しているのでは。そして、いざ行動に移す時は、そんな行動をしなくなって、日本側の気が緩んだ時を狙うのだと思う。やはり近くに基地は必要ですね。その基地に反対している人達がいるけど、そんな人達の命を守る意味でも、基地って必要なのだと思うけど。

3、日本の防空識別圏内ですから空自に落ち度は全く有りません。逆に中国は　日本の防空識別圏内での発着艦訓練自体が異常です。一歩間違えれば空自パイロットの生命に係る状況で冷静な行動をした空自関係者を称えたいです。

米軍も日本列島や台湾を防衛しないとグアムやハワイまで危険地域に入る事を承知しているでしょうから日米協力関係で対応したいですね。

4、近くに陸地のない、海の真ん中で発着する為の艦船を失えば、戦闘機は行き場を失う。気付かれないように、空母をどのように沈めるかの研究や実践を進めるべきであろう。我々に対する敵対的な軍事活動を取る者たちには深刻なダメージを与えることが相応しい。最精鋭の隠密部隊を創設し、空母や原潜も含め、あらゆる戦力の無力化を戦略的に実行する計画を防衛省は立てるように。