韓国において、外交専門家であり「超・親米」とされていた千英宇氏が米国への依存を見直し、自主防衛を提案した。背景には、トランプ政権の政策により米国への信頼が揺らいだことと、韓国が「国家安全保障戦略(2025年版)」で防衛ラインの外に位置づけられたことがある。千氏はこの状況を受け、北朝鮮への独自の防衛能力を高めることや、ウラン濃縮の重要性について触れ、早期の戦時作戦統制権の回収を主張した。
韓国国内では核武装による中立化の可能性が議論されている。

この状況は韓国の安全保障の根幹を揺るがす重大な事態を示している。トランプ政権の同盟国に対する政策がきっかけで、韓国は米国依存からの転向を余儀なくされている。このような政策の不透明さがもたらす問題は深刻だ。まず、韓国の安全保障体制は一国の都合で左右されないよう、国際的な信頼性を高めることが急務だ。次に、北朝鮮の脅威に対し、韓国が独自に対策を講じられるよう、自主防衛能力の向上を進める必要がある。また、核に頼らない新たな防衛戦略を模索し、地域的な安全保障の枠組みを強化すべきだ。最後に、国際社会との協力を深め、外交的解決策を優先する体制を整えることが求められる。安全保障はただの防護ではなく、平和と安定を創造するものであり、韓国はその原則を再確認しながら進むべきだ。
ネットからのコメント
1、平和とは力の均衡により保たれる。経済力はもちろんの事、軍事力の均衡こそが戦争回避につながります。かつてのキューバ危機、ロシアはアメリカに戦争を仕掛けようとしたときに、アメリカの軍事力を知り実戦にはなりませんでした。その後は冷戦が続きましたがね。中国はすでに数百発の核を持ちながら、まだまだ増やそうとしております。やがて人類が人類の手によって人類は滅びるのでしょう。日本も核を持たないと駄目です。専守防衛などと呑気な事を言っていたら、中国、ロシア、北朝鮮が同時に大量の核弾頭搭載のミサイルを撃ち込んできたら迎撃不可能、日本は終わる。そうさせないためにも、非核三原則、専守防衛を見直しましょう。
2、トランプ大統領の思想はシンプルです。自分の身は自分で守れある意味、トランプさんも愛がある人だと思います。なんでも米国頼りというのは流石に限界です。日本も自国は自国民で守ることが最優先。非核三原則の見直しが本当に必要になってきましたね。
3、「トランプは信用できない」という韓国の超親米派の見解は的を射ているのではないでしょうか。
言い換えるならば、高市首相が台湾有事の際は日本の存立危機事態になる可能性があると国会で答弁したことについて、中国は様々な制裁措置や軍事的挑発をしています。高市首相の発言は「台湾有事が発生して米国が軍事的に介入すれば日本は米国に協力する」という趣旨であり、本来ならトランプ大統領は即座に高市首相を擁護するべきだったのではないかと思います。さらに言えば、トランプ大統領は中国との「ディール」を優先して同盟国との「信頼関係」をないがしろにしたと国際社会には映るのではありませんか。韓国の「自主国防を」という安全保障に関する見解は、日本にとっても決して対岸の火事ではありません。日本も安全保障を米国に依存することなく、核武装をも検討するなど防衛力を強化する必要があると思います。
4、韓国の進捗に合わせて、日本もすぐに後に続くことが出来るよう準備を進めたほうがいい。韓国の核武装は、日本が核武装する為の当面最大のチャンスだろう。取り敢えず、原潜の建造準備とと国内の政治状況を整えるべきだ。長期的には、アメリカとの従属的同盟関係を見直し、やがては米軍基地を無くし自主防衛を基本として、外交環境をより自主的且つ全方位的な方向に移してゆくべきだろう。
そのためには、当面、アメリカだけでなく、韓国・中国との関係を成るべく良好に保っていくことも重要だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0b415fdb5cdea1857e9d74780b09ae0132d3c4df,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]