高速バス業界が悩む「相席ブロック」問題は、夜行バスの利用者層の変化に伴い浮上してきた課題です。ホテル代の高騰により、夜行バスの人気が高まる中、予約時に2席を確保しておき、出発直前にキャンセルすることで、隣に人が来ないようにする悪質な予約手法が横行しています。これにより、バス会社は1席分の売上を逃し、損失を被っています。WILLER EXPRESSでは、その対策としてキャンセル料の設定を厳格化し、また座席間にパーティションを設け、プライベート空間を確保することで、この問題を回避しています。

さらに、ダブルシートプランなど需要に応じたサービスを試行しており、利用者の快適性向上を図っています。

この「相席ブロック」問題は、予約制度の抜け穴を突いた悪質な手法であり、バス会社にとって大きな課題です。一部の業者は既に効果的な対策を講じていますが、多くの会社は依然として対応に苦慮しています。まず、キャンセル料の引き上げだけでなく、キャンセル可能な期間を短縮することが必要です。次に、座席予約システムの見直しや、相席を避けるための追加料金制度を検討することで、利用者のニーズと企業の利益を両立させていくことが求められます。さらに、バス内の快適性を向上させることで、相席でもストレスを感じにくい環境作りが不可欠です。これによって、悪質な予約が減少し、本来の公共交通機関としての役割が果たされます。

座席が余ってしまう損失は、消費者の間違った利用法によるものであり、これを正すことが運行業者の持続可能な経営に直結します。

ネットからのコメント

1、新幹線の自由席の相席ブロックって、ほんとひどいんだよね。特に女性に多いんだけど、荷物を置いて隣に座らせないようにする人が多すぎる。昔はまだ通路側に荷物を置くくらいだったけど、最近はわざわざ窓側に荷物を置いて、絶対に相席させないって人がめちゃくちゃ増えた。そのせいで、自由席が空いてるのに座れないって状況がよくあるんだよね。こういうのが積み重なって、新幹線を全席指定席にしようって話になるわけで。マナーを守らない人たちのせいで、結局みんなが迷惑を被る。外国人のマナーがどうこう言う前に、日本人自身のマナーをまず直すべきだと思うね。

2、キャンセル料取ればいい。同日は全額、前日は50%、一週間以内は20%、それ以前は無料か、野球チケットなどのイベントのチケットのように電子化して１人１席QRコードで受付など、デジタル時代なんだからやれることはたくさんあるのでは

3、乗り合いの乗り物なので一定数気に入らない人も隣に来ることがあるだろうそんなことまで嫌だといって自分勝手を通そうとすればそもそもの運賃が上がったり、座席指定化したり、シート数が少なくなったりして乗りたいのに乗れなくなる一部のわがままな人のせいで、そもそもそんなに気にしない大多数が損をする隣に誰かが乗ってることで乗りたくなきゃ乗せなきゃいい、それで良いと思う

4、以前長野から東京まで、深夜高速バスに乗ったとき、前席の若い女がいきなりフルに座席を倒してきた。動くのもままならないくらいキツくて、到着したときエコノミー症候群っぽく足が動かなかった。勇気を出して、少し上げてくれと言うべきだったと後悔している。