2025年12月3日、インドネシア・バリ島で修学旅行中の京都の名門私立高校、大谷中学・高等学校の生徒が集団窃盗を行ったとされる事件がSNS上で大きな話題となった。店員の目を盗んで衣類をバッグに詰め込む様子が記録映像で確認され、日本語での会話から関西出身者と推測された。同校は12月4日にこの事実を認め、公式声明で謝罪と反省を表明すると共に、今後の指導の見直しを約束した。
京都府文教課も対応を検討している。

この事件は、教育の場として信頼されている学校が、海外での貴重な体験を提供する場であるはずの修学旅行中に起きた不祥事として、衝撃を与えた。その根底には、生徒が倫理観を欠いて行動したこと、そしてそれに対する学校側の危機管理の不足がある。まずは、生徒に対する倫理教育の徹底が必要だ。具体的には、定期的なカウンセリングや倫理教育の充実、海外研修時の事前の道徳的指導の強化が求められる。さらに、学校は透明性のある事後対応を行い、文教課と連携して監視の仕組みを構築するべきだ。このような事件が再発しないためには、教育の場が生徒に正しい価値観を教える責任を果たし、それが実際の行動に反映されることが不可欠である。学校教育は単なる学業の場を超えて、社会の一員としての責任を教える場であるべきで、その価値を守ることが求められる。
ネットからのコメント
1、学校側が引率してる時に行ったことだから、学校側が謝罪するのは仕方ないかな。しかし、普通に刑事事件なので窃盗罪で家庭裁判所へ送るのがスジだろう。学校は被害額を返金させて、最低でも一ヶ月以上の停学にすべき事案だよ。
2、道徳心、倫理観を育むのは家庭教育および家庭環境です。親の影響が一番大きい。小中高生が今回の様に窃盗罪を犯すなどはもちろん、通学態度、マナー、社会規範、逸脱行為など全て家庭教育の結果です。なので学校にクレームを入れるのは殆ど無意味、学校は一応謝罪はしますけど、学校は関係ないよと本音はそう思ってます。校長と学校幹部が謝罪をしても何か納得いかないのはそこの部分なんですね。世間が求めるのは家庭からの世間への謝罪、つまり、保護者がきちんとマスコミの前に出てきて、うちの子供がご迷惑をおかけしました、このように謝罪すれば一番すっきりします。マスコミも学校を槍玉にあげれば、なんとなく視聴率が稼げるので、記者会見の対象を学校に求めますが、それもずれた行為なんですよね。
3、修学旅行と言う普段と違う雰囲気が重なっての行為かも知れませんが、それは彼等だけの事ですから現地の販売店や他の生徒には関係無いので適切な処置をせねばなりませんね。
退学か停学&社会奉仕活動なのかは学校が決める事でしょうが、保護者も含め事の重大さをしっかり認識しなければね。
4、海外で集団で万引きとは…と驚きます。修学旅行で気が大きくなり、また、旅の恥はかき捨てで、さらにはインドネシアの人々を見下す気持ちもあったかもしれません。何よりも人のものを盗んではいけない、という人間としての根本を保護者は教えてこなかったのでしょうか? 修学旅行中のことなので学校が謝罪しているのは分かります。でも、盗んではいけないなんてことは学校が修学旅行中の注意として行うこと以前のレベル、身につけさせる責任は保護者でしょう。本人、保護者の謝罪が最低限のライン。府教委も学校もそこは譲ったらダメ。学校が庇ってもいいことはない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9c289d821b0e612827336ec274cb9b7173fa65d6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]