ドジャースの編成本部長であるA・フリードマンは、フロリダ州オーランドで開催されたウィンターミーティングでメディア対応を行い、エドウィン・ディアスとの契約合意を発表しました。彼は通算253セーブを記録している抑え投手で、メッツからFA市場に出ているところをドジャースが3年総額6900万ドル（約108億円）で契約しました。この補強は、チームのブルペンが今季期待値を下回ったことへの対応です。

さらに、フリードマンは日本代表監督の井端との会話を通じて、侍ジャパンへの支援を表明し、大谷、山本、佐々木の3選手のWBC参加について協議中であると明かしました。

ドジャースのディアス獲得は、高額契約による投手陣の改善という点で一見成功のように見えます。しかし、本質的にFA市場での投手獲得はリスクが伴うものです。まず、ブルペンの不安定さを選手補強のみで解決しようとする姿勢は、短期的な成功に偏りがちです。次に、資金投入が効果的に反映されるよう監督やコーチの戦略改定が必要です。そして、若手育成により内部からの戦力アップも考慮すべきです。これらの点から、ドジャースは単なる金銭支援以上に素質のある選手を育てながら、投手起用法やチーム全体の戦術を練り直すべきでしょう。高額契約だけに依存せず、長期的な視野で見た改善が求められます。

ネットからのコメント

1、昨年は20S、防御率３点台で衰えが見てきたかなと思っていましたが、今年はまた１点台に戻した。このタイミングなら長期契約できそうですが、オプションでもあるのかもしれないですね。ただ、投手はドジャースに来ると期待を下回るケースが多いので、是非ともディアスにはシアトル時代のような無双状態の圧巻投球を見せて欲しいです。

2、ディアスがプルペンから出てくるときの高らかなトランペットの登場曲はめちゃくちゃかっこいいんだよねシェイスタジアムは名物を失うとともに、ドジャーススタジアムは9回の名物を得たことになる実績も含め素晴らしいクローザーを得たね

3、鬼に金棒、ドジャースにディアス。ただでさえ２連覇達成のスター軍団に、これ以上ないクローザーが加わった、他球団から見ればまさに悪の帝国その物。3連覇を目指すチームの「ラストピース」が埋まった。来シーズンの9回裏、ドジャースタジアムに鳴り響く「終わりの調べ」、今から楽しみです。まだまだ始まったばかりのストーブリーグ、更なる補強もあるんでしょうか？

4、最高のクローザーが思ったよりも安く取れました、これは大きい、スコットに掛かるプレッシャーもほぼ無くなるし、打線はほとんど去年と同じで十分だし、こりゃあ史上初の3連覇も見えてきたね