巨人の阿部慎之助監督が、23日のDeNA戦で中山礼都内野手の優れた守備を称賛しながら、外野手の守備能力に関する苦言を呈しました。試合は東京ドームで行われ、中山は右中間を越える打球をみごとに処理し、本塁に向かう走者をタッチアウトにするプレーを見せ、チームに歓声をもたらしました。阿部監督は中山がチームで最も広い守備範囲を持つデータを持っていると明言し、そのプレーを称賛しましたが、本職の外野手を「情けない」と指摘し、内野から転向した選手が広い守備範囲を持つことを不満に思うと述べました。

これにより、外野手の守備改善が求められると示唆しました。

阿部監督の今回のコメントは、外野手の守備力に対する問題提起を含んでいる。特にプロ野球において、選手たちが守備範囲を磨いていくことは基本中の基本であり、長年そのポジションを担っているはずの外野手が内野から転向した選手よりも劣っているという事実が浮き彫りになるのは異常である。守備力の向上がチームの課題とされる中、まず教育体制の改善が求められる。若手選手への指導形式を見直し、実践練習を増やすことで守備範囲の拡充を図る必要があり、さらにデータ分析を活用して弱点を明確化、修正に取り組むべきだ。これにより、阿部監督が指摘するような「情けない」という状況から脱却し、ひとつ上の次元へと進むことができるだろう。野球は個々の能力のみならず、チームとしての結束力が結果を左右するスポーツであり、個の欠陥がシステム全体を侵食する関連性を常に意識することが求められる。

ネットからのコメント

1、実際中山選手の外野守備はもはや本職に見えます。これも守備範囲の広さにつながるのか、フライの落下地点へ行くのが早いので見ていて安心感が感じられます。スローイング(強肩)の良さは今日の試合で証明してくれました。これから中山選手の時代がやってきそうで楽しみです。

2、専任の外野手にとっては苦言で中山には最大の褒め言葉。来シーズンはどうなるか分からないけど兼任させるとしてもオフは中堅手で鍛えても良いと思う。広い守備範囲を活かせるように中堅手ができらようになれば今シーズンも即席で務めてる右翼、左翼も比較的容易に任せられる。チームリーダーの岡本だって昨シーズンも内外野守ってたから、それを中山も見ているし挑戦することに不満もないはず。

3、中山の高校時代の成績が凄いコロナで夏の甲子園がなかったのが、本人には可哀想だが、巨人としてはドラフト３位で獲れたのは大きい大卒一年目として考えたら、宗山、西川らにも負けないこの世代は後に騒がれるかも

4、そもそも中山はショートやからなぁ。ショートやるような選手はセンスあるはずだし、坂本くらいの年齢になってから外野やるなら大変だけど、若いから練習ちゃんとやれば内外野、どこでもやれるんちゃうかな。

とは言っても、かなり努力したんだと思うわ。たぶん去年の鉄壁の内野陣を見て、出場機会を得るには外野をちゃんと守れるようにならないとダメだと覚悟したんだろ。