2023年10月15日、霜降り明星の粗品が自身のYouTubeチャンネルで、日本テレビ系「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」に審査員として参加した際の違和感を語った。粗品は、台本に記載されていた放送作家の名前に対し、芸人ではなく作家が審査することに疑問を呈し、作家の影響力を批判した。ニッチェが優勝した大会について、粗品は「レベルが低い」と辛辣な意見を述べた。
彼自身の意見は「コント」として扱われている。

この問題の根底にあるのは、審査制度の透明性と役割分担の不明確さだ。お笑い賞レースにおいて、放送作家が審査を行うという構造は、芸人たちの実力を公平に評価する場としての使命を逸脱している可能性がある。まず改善案として、1つ目に審査員を芸人のみで構成することが求められる。2つ目として、審査基準を明確にし、全ての基準を公表することが透明性を高める。3つ目は、審査員の選出プロセスを公開し、既存の閉鎖的なループを打破する努力が必要だ。こうした制度の改善は、公平性を取り戻し、賞レースの信頼性を向上させる。真の競技性を担保するための改革は、お笑い文化の健康的な成長に必須だ。
ネットからのコメント
1、これは良し悪し両面あるからなぁ。「売れなかった人だから」が理由になると、一発芸で名を上げていれば「売れた側の人」だから審査ができるのかという話にもなってしまうし、売れなかったけど芸人仲間には評価されてたって人もいる。
スポーツの世界でも実績は大したことはないけれど、コーチとしては一流という元選手もいる。粗品の素晴らしいところは「だったら俺にやらせろ」と言えるところ。文句を言うだけではなく、自分が泥をかぶる気概があるのはいい。面白い芸人が居なかったら、誰も決勝に残さないという驚愕の審査をしそうだけど。
2、これは芸事の世界ではあるある。偉そうにワークショップやるのは売れない映画監督だし、美術予備校の講師たちはそもそも作家になれなかった人たち。そういう人たちが実績バリバリみたいな顔で若手を指導する。
3、芸人さんを別の見方としてみると、脚本家と役者の両方の側面を兼ねているけれど、ある意味ネタという脚本をめちゃめちゃ上手に作れるけど、舞台で自分がやったらおもしろくないという人が、構成作家としてネタを評価するのは全然ありだと思うけどなぁ
4、「ネタ見せ」と呼ばれる、若い芸人が放送作家のセンセイ達に自分達のネタを見せて講評という名のダメ出しをしてもらうイベントについてはそれこそダウンタウンあたりからどの芸人も悪く言ってるね。
そういうセンセイ達の指導を間に受けてダメになった芸人も無数にいるらしい。賢明な芸人はショボいネタをネタ見せ用にして適当に対応し、本番は渾身のネタを掛けたらしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e530062ca5661512c0fa8eee9cf692ce91c3088a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]