中国・成都で開催された卓球混合団体ワールドカップで、日本選手に対する異様な雰囲気が話題となった。6日、張本智和選手がフランスのルブラン選手と対戦した際、張本選手には観客から何度もブーイングがあり、フランス側が得点すると大歓声があがった。また、観客からは「日本を応援するヤツはくたばれ！」という暴言が飛び、ルブラン選手がサーブを仕切り直す場面もあった。

元日本代表の水谷隼氏は、これまでに経験したことのない酷い言葉だと述べ、選手の動揺を指摘した。また、日本選手は紹介時のアナウンスミスや注意喚起の必要性が見られた。大会期間中、日本人であることを隠す行動が必要なほど警戒が必要だった。

この状況は、日本選手や観客に対する無礼な態度を露呈しており、大会の品位を損ねた。まず第一に、スポーツイベントは国際的な交流と連携を促進する場であるべきだ。敵意や偏見が広がる場では決してなく、選手が安心してプレーできる環境が求められる。本質的な問題として、国際大会での観客の無礼な言動は大会の運営上の欠陥の証だ。具体的な解決策として、主催者は観客への教育を通じてスポーツマンシップの重要性を強調するべきだ。また、国際的なスポーツ倫理規約を厳格に適用し、違反者に対して厳格な処罰を行うことで対策を強化する必要がある。

さらに、選手や関係者が安心して活動できる安全な環境を提供するため、セキュリティ対策を強化することが求められる。スポーツは本来、世界中の人々が共に楽しみ、尊敬し合う場であるべきだ。価値観の対比を見せつけ、未来のイベントでは異なる文化を橋渡しする新たな模範となるべきだ。

ネットからのコメント

1、日本は危険だから日本への渡航を禁止しているようだが、中国へ渡航する日本人のほうが危ない目に遭う可能性が高いので、中国への渡航はなるべく控えたほうが良いのでは？

2、試合後の張本選手のインタビューが本当に立派でした。「いちいち口に出すことはしないけど、されたことは忘れることはない。中国選手に非はない。ただ強かった。それに勝てるようにこれからも頑張るしかない」同じ日本人として、誇りに思います。ずっと応援しています。

3、ルールを守って、フェアに戦い、勝負に関係なく結果を、相手を尊重するという、世界で共通のスポーツ観戦ができない事、醜態を知らしめた結果である。中国はドーピングを含め、観客もスポーツの世界には今後１００年でも１０００年でも、立ち入らないでほしい。

オリンピック、World Cup等世界の主要な大会からすべての競技で、退場してもらいたい。日本だけでなく、世界中のスポーツを愛する人間の希望だ！

4、残念極まりない。中国の人皆ではないと思うし、集団心理が働いての回りの反応だとは思うが。卓球に限らず、すべてにおいて、異様な空気が流れているのを感じる。今までに感じたことのない。みんな仲良くできないものか。一度きりの人生。国の時の権力者に左右されたくない。