自民党は8月8日に参院選惨敗を受けて両院議員総会を開催した。石破茂首相（党総裁）は、日米関税合意の履行や国内対策に全力を尽くす意向を示し、続投への理解を求めた。しかし、党内では衆参両院で与党が過半数を失ったことに対する批判が強まり、退陣を求める声が上がることが予想される。森山裕幹事長は敗因を分析した報告書を今月末までに取りまとめる予定で、総括後に辞任を示唆している。

首相は参院選大敗を受けて心からの謝罪を述べ、農業政策や防災にも引き続き取り組む意向を表明した。

自民党内での指導層の揺らぎは明白で、政権運営への信頼は確実に低下している。衆参両院で過半数を失うという前代未聞の事態は、政府の決定的な無力さを露呈した結果であり、特に国民との信頼関係の喪失は深刻である。首相が続投を表明したことには驚きだ。首相の責任逃れとも取れる態度は、問題を先送りにし、何一つ変わらない状態を許すことにほかならない。現状では、制度の根本的な見直しが必要である。まず第一に、党内での徹底したリーダーシップの交代を促すべきだ。次に、選挙戦略の再構築と対外的な信頼回復に向けて具体的な策を打ち出すべきだ。そして、何よりも、国民の意見を反映させるために、政治家がもっと真摯に耳を傾けるべきだ。

ネットからのコメント

1、石破と擁護する意見の中に、自民党が負けたのは石破だけの責任では無いなどとたわけた事を言う人が居ますが、それは完全に間違いで、たとえ石破が全責任ではないとしても百歩譲っても３回も選挙で負けてその最高責任者が責任を取らずに言い訳や屁理屈を並び立てて退陣しないのは絶対許されない。石破は自民党の支持率が激減したのに危機感も無く党の再生をする為に人心一新する気も無く単に総理の椅子にしがみつきたいだけで国民の為など一切考えて無い事は明らか。何時までも石破を放置したら日本の地盤沈下は必至ですね。

2、農政とか防災は、長期に渡って取り組まなければならない分野だ。石破はこの両院少数与党のありさまのまま、長期に渡って政権を維持できるつもりなのか？それで何かを為せると思っているのか？思っていまい。これは権力にしがみつくための単なる言い訳にすぎない。もはや言い訳を聞くフェーズは終わった。この不誠実な男を外すには、実力行使が必要だ。

3、メディアは石破氏続投に導くような記事が多い。石破氏が続投すれば、ますます日本が弱体化しそうなのに、それを狙っているのだろうか。

かといって、自民には他に総理になれるような人材もいないし、まさに八方手詰まり。これまで、票のために、タレント議員や二世議員といった実力や能力のない人ばかりを当選させてきたつけだろう。そろそろ選挙屋をやめて、日本のために本当の政治を行ってほしい。

4、石破首相は服装も食べ方もだらしなく、海外のような、相手が世襲の国会議員だからと持ち上げてくれない国際会議の場ではコミュニケーションが取れない人物です。最近ではネバネバ論法の指摘があったせいか、話し方を工夫しているのかも知れませんが。そして公約は果たさないと公言し、前農相は失言があるまで交代させないなど、選挙三連敗以外にも本当に様々な不安材料があります。しかし左翼系が多いマスコミは石破首相には甘いスタンスであるように見えますね。