広陵高校では、1990年から指揮を執っていた中井哲之監督が退任を発表しました。夏の全国高校野球選手権大会に出場していた広陵で、SNS上でチーム内での暴力事案に対する批判が過熱しました。1月、野球部内で暴力行為があったことが認められ、学校側はこの事態を重く受け止めて大会出場を辞退しました。更に、第三者委員会を設置して監督の指導体制に問題がなかったかを調査することを決定しました。
広陵高校は「学校改善検討委員会」を設置し、体質の改善を目指しています。
今回の広陵高校における暴力問題は、教育現場に潜む古くから続く力の誤用を露呈しました。名門校での問題は驚きであり、指導の名を借りた暴力が容認される風潮がまだ存在することを示しています。改善に向けて、徹底した調査と監督指導体制の見直し、部活動における健全なコミュニケーションの確立、そして学校全体での倫理教育の強化が必要です。教育の場は、安心して学び育つ環境であるべきであり、暴力はそれを根底から覆す問題です。広陵高校の改善への動きが、全国の教育機関への警鐘となることを期待します。社会全体が相互の尊重を基盤にした新たな価値観を育むことが求められています。
ネットからのコメント
1、広陵中井監督は形ばかりの退任で、一時的な監督交代にすぎず、副校長・理事として学校に残るため、実質的に野球部はあまり変わらない。
学校側主導の学校改善検討委員会は、本当の第三者委員会となるか疑問である。いまだに、学校側の公式な会見・謝罪は一切ない。全ての不祥事はリセットされ、スタートするような対応である。広陵の不祥事対応は、まさにブラックジョーク。
2、中井元監督だけが退任では足りない、息子の部長やその他コーチも少なくとも一旦は辞めて貰って改めて信用できる人だけ再雇用、寮母の中井夫人は寮生の生活もあるからすぐは難しいが中井色を一掃するなら解雇もやむ無しかなぁ 、当然の話しとして校長もな!野球部を存続させるかどうかを判断できる立場ではないので言及しませんがマイナスからの再出発の相当の覚悟が必要だと思います。
3、これで責任を取ったつもりでしょうか?中井氏が自ら事件の内容を説明しすべきなのに、辞任して終わりにしているように見える。校長も別件で生徒に暴力をしていたようだし、全容が明らかになったうえで、処分を決めるべきだと思う。
4、このような事態を招いた責任は全て『監督』にある。これは当然の対応だと思う。30年以上にわたり絶対的権力を握り結果を出しているからと言って独裁的な権限を集中させてしまった事は学校側の大きな間違い。
学校はあくまで教育の場。野球部という閉塞した個別の世界を形成し一般社会の常識を封印し校則を無視した治外法権的な空間を作りあげた。それが多くの問題を山積させ子供達の心に傷を残した監督の責任は重大。これを教訓にして新生広陵高校野球部の新たな復活を期待しています。PS:これだけの社会問題を引き起こしておい て一度も会見の場に姿を見せないこの 監督は人間としてダメだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a2db17bfed1e4add79cb0198dbbe19aace1bc6bb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]