自民党の中谷元・前防衛相が15日、「報道1930」に出演し、台湾有事を巡る高市早苗首相の発言に中国が反発したことについて語った。中国は日本批判を18言語で報道し、一方、日本は中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射について外務省の公式サイトにて対応。情報発信が不足している日本に対し、中谷氏は外国の要人と積極的に会い、説明を重ねるべきと指摘。
また、中国のSNSでの批判は悪質であり、国際的には好感を得られていないと述べた。

現状、日本の情報戦における弱点は顕著だ。強大な中国が多言語報道で国際的に影響力を広げる中、我々の対策は見劣りしている。この欠陥の背景には、日本の情報発信体制の遅れがある。まず、公務員の国際広報専門家を養成すべきだ。次に、デジタル技術を活用し、リアルタイムで多言語配信を行う体制を整え、最後に、海外での積極的な外交活動を強化するべきである。これらが実行されれば、日本は国際社会における正確な評価と持続可能な平和を再構築する力を得るであろう。万全な情報戦によって世界の相互信頼を構築し、時代に応じた対応で日本の立場を強固にすることが求められる。
ネットからのコメント
1、情報戦に関しては中谷さんの云う通りだと思う。日本・中国に関しての情報がメジャーでない地域において、中国の嘘に反論していかない限り、中国発信の情報のみが垂れ流されるので、日本=悪と云うイメージが出来てしまう可能性が有り、国連などでの日本の立場が悪くなる可能性が高いと思う。
外国人労働者の為に多言語対応するのであれば、こういった情報戦こそ多言語で発信していって欲しい。
2、イギリスとか、ロシア帝国崩壊のために日本の力、資金を得て、ロシア革命を成功に導いたしかし、英、仏によって後に中国での権利放棄をさせられ、日本の欧州白人社会への根本的な不信感を増幅させ、後のムチャな満州国建国、そして太平洋戦争への導火線になっていったようにも思う狡猾な外交に、深いところでは未熟で弱い日本その弱点、中谷氏のように声を出す人がいてくれるのは素晴らしい
3、いざという時にいかに味方を多くつけるかという中で、いかに自分が正当化という情報を早く伝えるかは戦略的にとても重要。ここを疎かにしていると気がついたら四面楚歌にな可能性もあるので、発信力を強化してほしい。
4、中谷さんのおっしゃる通り。裏工作や悪質さでは、日本より2枚も3枚も上手だからなあ。日本は言ってみれば、育ちが良いお坊っちゃん。悪どことには慣れてないんだ。そういう組織もないし。例えばちょっとした中国の批判投稿ですら投稿禁止にされちゃうくらいだからね。
こんなことやってたら、中国に好き放題にされるだけで、日本の世界における地位は守れないよ。政府には、情報戦頑張ってもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bfebcf1033b42a648dabba6ce859b3c02c643d08,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]