和彦さん(仮名・65歳)は、60歳で長年働いてきた製造業を定年退職し、新しい生活を期待していました。しかし、事態は急変します。定年初日、妻から家事分担を要求され、「主夫」のような毎日が始まったのです。家事に慣れず失敗続きで、夫婦間の緊張が高まっていました。妻が40年間こなしてきた家庭の責務を初めて実感した和彦さんは、地元の図書館でボランティア活動も始め、家事分担も改善。
夫婦の絆が深まり、定年後を「人生の再スタート」として見直すきっかけとなりました。

和彦さんの経験は、退職後の人生が新しい挑戦であることを教えてくれます。最初は困難に思える状況も、努力と理解を持って取り組むことで乗り越えられるものです。家庭の責務を軽んじていたことに気づき、妻の奮闘を理解し、共に歩み始めた姿勢は見習うべき姿です。年金収入が限られる中、家事の分担や地域活動に参加するなど、より良い生活を模索する姿勢は、多くの人にとって参考となるでしょう。穏やかで充実した第二の人生を築くために、大切なのは互いの存在を尊重し、理解し合うことです。これは単なる生活費の問題を超えた、心の豊かさを追求することなのだと思います。
ネットからのコメント
1、私も定年退職後、家事の分担はやってます。洗濯は各自が行い、家の2階の掃除は私が担当、平日毎日のゴミ出しも私が行い、家内が帰る前にすべての洗濯物を取り込みます。
また、料理はできませんが妻に頼まれた買い物にはいつも行ってます。おかげで安くて良いものを買う技術が身に付きました。定年退職して時間を持て余すと思ってましたが、これはこれで結構楽しいですよ。
2、初めから共働きで、仕事の拘束時間に応じて2人で家事やPTAや地域のことをそれぞれ担ってきた家ではこんなことにはならないのよね。年収は問題じゃなくて。自分らの世代は結婚や出産で退職する人が多数派だったけど、今育児も終えて介護もなければ周りは専業主婦でも扶養内でもなく思いっきり働いてる人が多い。各家庭で事情はそれぞれあるかと思うけど、仕事以外の時間に応じて家のことをやればいい。仕事もないのに家のことは配偶者に任せっきりにしていい理由はどこにもない。独りになった時に誰にも迷惑かけたくないなら、自分のことくらいは自分でやらなきゃ。
3、縛りから解き放たれて自由が舞い込んできますが、現役時代は会社に行けば仕事があり、そっちの方が楽だったかもしれません。話し相手もいたし、馬鹿を言い合う友達やいい意味での緊張感もあったでしょう。
定年を迎えたら、最初みんな「自由だ」と思うでしょう。私もそうでした。でも段々と寂しくなってきます。当たり前で、いつものルーティーンがなくなるんですから。定年後は自分で考えて行動しなければなりません。それもある意味、つらいですよ。人生の勝負所は定年を迎えた後の過ごし方だと思っています。
4、この方は離婚届を突き付けられなくてよかったじゃない。奥さんからしたら何もしない旦那なんてストレスの元。本人も毎日が日曜日なんて楽しいのは最初だけで直ぐに飽きるよ。自分も最近気が付いてゴミ捨てや洗い物くらいはしてる。今61だけど70までは厚生年金に加入して働きつつ余暇も楽しむつもり。仕事も楽しいしね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b5a7926ed68687d89e170ec0f00ce5657f7f8ab4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]