千葉県市原市の山林で、許可なく設置された危険な狩猟用の「くくりわな」が複数見つかりました。これらのわなは、11月中旬にハンターが誤って踏み、足を挟まれる事故が発生したことで発覚。幸い大事には至らず、調査で複数の無標識わなが確認されました。これらのわなは鳥獣保護管理法に抵触し、人命に危険を及ぼす恐れがあります。設置者は不明で、撤去が困難な状況です。
千葉県は県警と協力して所有者の確認と対策を進めています。

このような無許可で危険なわなの設置は、公共の安全と法の秩序を著しく脅かしています。ハンターや他の山林利用者にとって、無標識のわなは大きな危険であり、許可なしに設置されること自体が異常です。制度には、こうした違法行為を素早く察知し、迅速に対応できる仕組みが欠如していることが問題の本質です。このような事態を防ぐためには、まず、違法わなの発見と通報を促進するための広報と教育の強化が必要です。次に、違法設置者に対する厳格な罰則を設けることで抑止力を高めることが求められます。そして、鳥獣保護担当職員やハンターの協力体制を強化し、巡回の頻度を増やすことが不可欠です。本来人間の安全と生態系の保護を目的とした法が、逆に人命を危険に晒す事態を許してはなりません。
このような違法行為に対する迅速かつ断固たる対応が、健全な社会を形成する鍵です。


ネットからのコメント
1、違法な罠でも勝手に撤去すると訴えられる可能性があるから出来ないんでしょうけど、それはおかしいでしょ。人命にも関わる、と言っているんだら、そんな危険な罠は撤去できる法令を整備すべきだと思うけど。
2、この周辺ってイノシシやキョンが物凄いんですよね。それこそ車がガンガン走る通勤時間帯に、R409の道端でエサを探している事も多い。私は公私で草や木で足元が見えない場所へ入る場合は、棒で地面を突いたり周囲を確認するようにしていますし、ロープくらいはスグに切れるようにしています。
あと、狩猟免許が無くてもこの手の罠を買えるのも問題かも?構造が簡単なので器用な人なら作れますが、イノシシやキョンの被害に悩む人なんかは数千円の市販品を買ってきて安易に仕掛けそう。
3、獲物がかかっているか、罠を見回ることが必要だから、土地勘があって、ある程度近隣の人間ではないだろうか。田舎特有の監視網で見つからなければ、逆に監視カメラを設置し、確認に来るところを撮影すればどうか。
4、くくり罠なんて、そんな罠持ってる人は、それなりに精通した人だろうし、そこに複数しかけているって事はほぼ地元に近いような人だと思いますけれども。さすがに目印なしは危ないですね。くり罠は本当にかかると外れないし、かかった部分が締め上げられるので、かなりダメージがあります。罠を仕掛けるのは仕方がないにしても、もう少し全体ルールをマナーを守って欲しいものです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/12f0cbc2ad58312caa43fc435e0c544a53664f7b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]