富士宮市の須藤秀忠市長は、12月9日の会見において、政府が物価高対策の一環として推奨する“おこめ券”の配布に対し否定的な見解を示しました。市長は、“おこめ券”ではコメ業界のみが恩恵を受け、市民が他の必需品を得ることが難しくなると指摘しています。代替案として、市長は、より多様な商品の購入を可能にする商品券の発行を検討していると発表しました。

さらに、市民の満足を考慮し、商品券のプレミアム率を従来の50％から100％に引き上げることを提案しました。

今回の富士宮市長によるおこめ券批判は、物価高対策のあいまいさを露呈するものです。“おこめ券”は一見すると消費者支援策として魅力的に見えますが、実際には特定業界への一方的な利益誘導となり、市民の多様なニーズを無視していると言わざるを得ません。ここでの問題の核心は、制度が本来目指すべき市民生活の向上という目的が果たされていない点にあります。

これを改善するためには、まず支援策が本当に市民の生活を支えるものであるかを再評価し、幅広い商品の購入を可能にする経済施策に転換していくことが必要です。また、透明性を高め、何が市民にとって最も有益かを広く意見募集し、議論を重ねるべきです。今後さらに、全ての関係者が利益を分かち合える、持続可能な支援策の開発が求められます。

市長の迅速な対応が、単なる経済支援ではなく市民一人ひとりの生活に直結する具体的な変革をもたらすことを期待します。抗議の声に耳を傾け、柔軟かつ実効性ある政策展開を行うべきです。

ネットからのコメント

1、市長には、頑張ってほしいです。鈴木農水大臣は、頭のよい方（開成高校⇒東大）ですから、わかりきっているでしょう。ＪＡへの利益誘導だという批判には、結果は、採用する自治体任せという逃げ道も作っています。最終的には、自治体に責任転嫁できます。ただ、結果責任は生じるのではないでしょうか。自治体が農水省の言うとおりに、おこめ券を採用すれば、発行するＪＡなどの儲けになり、米価の高値安定に影響してしまいます。鈴木大臣は、自治体が忖度してくると考え、思惑通りになると思っているでしょう。５００円券で４４０円分のお米しか買えないのは、コスパが悪すぎます。うちの自治体がおこめ券を採用しないことを祈りますが、おこめ券だったら、９月まで買い控えをして、下落したところでおこめと交換します。心配なのは紛失することです。仏壇に置き、お盆過ぎに使いましょうか。

鈴木農水大臣には、辞任していただくか、総理に解任してほしいです。

2、鈴木は、500円で440円分しか使えないお米券より500円で500円分使える商品券にすると何故言えないのか。商品券でお米を買わせればいいのでは。物価対策と言うならばそこまでお米券に執着する理由を聞かせて欲しい。

3、もはや、おこめ券のカラクリなど公然の秘密のような物で、業界への強制献金券のようなものでしかなく、こんなもので国民のご機嫌を取れると思っている族議員のクラッシックな思考回路には呆れ果てるしかない。全国各首長は、どんどん反旗を翻し、市民の為の市政をして欲しい。そしてこの国は何故か、国民の代表たる国会議員が、国民を利する事が悔しくて悔しくてならないようで、本当に摩訶不思議としか言いようがない。

4、国民の誰もが鈴木農相には辞任してほしいと思っていることでしょう。国民のことを全く考えていない大臣は、給与を払う価値がありません。前の大臣の方がまだお米を安くしようと、努力していました。そしてお米の価格は安くなりました。(備蓄米だったので)今の大臣はお米を安くしようとは一切考えずに、安易な考えでお米券を自治体に配布させようとしている。