石川県内で、物価高対策の一環としての「おこめ券」配布について、野々市市が県内で初めて実施を表明しました。視察では、住民登録のある市民全員に4400円相当の「おこめ券」を配布するとしています。しかし、1枚500円の券が実質440円で利用される現状に対し、効率の悪さを指摘する声も上がっています。政府は「おこめ券」の配布を推奨していますが、輪島市、小松市など他の4市町は様々な理由で配布を見送っています。
小松市は米農家が多く、米への支援は市の事情に合わないと判断し、消費者に選択肢を与える商品券を優先する方針です。また、輪島市は利用可能な店舗が少ないとして配布を見合わせています。これらの自治体に共通するのは、家計を助けるためには迅速な対応が求められるという認識です。

本件は、政府の物価高対策の不効率さが浮き彫りになった事件です。おこめ券の配布は一見市民を支援するように見えますが、500円の券が440円にしかならないという非効率は明白です。この制度の欠陥は、自治体が迅速かつ効果的に対応しなければならないという状況で特に問題となります。まず、現金給付やデジタルツールを用いた支援制度に切り替えることが求められます。次に、柔軟な使途を可能にする商品券の導入を検討すべきです。さらに、地域の経済事情を考慮した特別支援策の具体化も必要でしょう。
これらの課題に迅速に対処することで、政府は真に市民の生活を支えることができるのです。効率の悪い施策に固執することなく、現実的で即効性のある対策へと転換する価値観のシフトが今求められています。
ネットからのコメント
1、今抱え込んでいるお米を今更安くというか適正価格で市場に出すわけにいかなくて、それでも高い値段で売買する為に抱え込んでしまった余剰分を税金使って少しでも売り飛ばしたいんだと思う。 頭の中はJAも儲かるし、消費者も税金で米貰えるからWin-Winだからと思ってそうだし、価格にコミットしないんじゃなくて今の高い値段のままお米券で何とか売れるようにしますよって忖度にみえる
2、野々市市とその周辺自治体に住んでる人は、野々市市内のスーパーでの店頭販売価格と、その他の市での価格に差が出るか投稿してほしい。おこめ券配布後、野々市市内だけ米の価格が上がったら、やっぱり庶民の足元を見て価格を決めてることがわかるから。ぜひ比較をお願いします。
3、野々市市 木谷直子 市議「市民の感覚では440円分の商品に500円を支払うのは考えられない。
他のポイントとか現金給付に比べても最もコストがかからない事業と言えるのか」野々市市 粟貴章 市長「早く対応する必要性も強く認識していて、おこめ券を配布する事業が結果としてスピード感と事務負担等のコストを勘案しても最適」他に類を見ない、もっともコストがかかる事業とは言える。市長は早く対応する必要性を強調するが、最も早いのは公金口座へプッシュ型現金給付これは、JA系から献金受けていないか疑問が沸くレベルだ。
4、おこめ券が悪いとは言わないのですが、4400円分のおこめ券を配って「支援してやった」みたいなツラを政治家にされるくらいならね…というのが本音じゃないの?みんなが本当に望んでいるのは、ソコじゃないんだよな~…という。「コメが高いから何とかしてくれ」って言ってるのに「おこめ券を配ります」では、やることがズレ過ぎでしょう。毎月4400円分のおこめ券を配ってくれるのなら話は別ですが、どうせ配るのは1回コッキリでしょ?普通に考えて「バカにされてる?」と思う人の方が多いと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/436519ef4e6aaff387ae3cbe79d1e44edb3aad03,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]