自民党の内部で、石破茂首相の「リコール」を目的とした臨時総裁選の成立が注目されています。森山裕幹事長が強行しようとしている「記名式」での意思表示が、議員たちの緊張を高めています。この中で、記名式投票により裏切りが明らかになるリスクから、多くの議員が意思を決めかねています。295人の議員と47都道府県連代表の過半数、172票が必要とされており、その達成が難航しています。
議員たちは、自分の政治的な立場や将来の選挙への影響を考慮し、不安な状態が続いています。総裁選が成立すれば、小泉進次郎氏や高市早苗氏が最有力候補とされていますが、石破首相が再選を望むのは困難と見られています。
今回の自民党内の騒動は、党内政治がいかに個々の利害や恐怖に左右されているかを浮き彫りにします。議員たちが表立って意見を述べることができない現状は、組織内の自由な意見交換が欠如している証拠です。今の体制では、異議を申し立てることが許されない文化が存在する可能性が高いと言えます。これは、政党の民主的運営に対する重大な欠陥であり、改善が求められます。
具体的な解決策として、まず無記名投票による意思決定の透明性と公正性の確保を提案します。次に、派閥の影響を受けない議論の場を設けることで、議員が自由に意見を述べられるようにすることが重要です。
また、組織内で意見表明を促すプログラムやリーダーシップ育成を推進し、透明な運営を目指すべきです。派閥政治に頼る体制は、真の意味での民主主義に反しており、改革の努力なしには党の長期的な健全性は望めないでしょう。
ネットからのコメント
1、いや、記名式でやるべき。誰が投票したか、誰が投票しなかったか、公開するべき。あらゆる人に誰が「敵」なのかを見える化してほしい。あと、メディアの力ってすごいよね。「辞める一択」だった選挙結果を5分あたりまで戻して見せるのだから。ここで「良い」とも「悪い」とも言わない。ひとりひとりが、メディアのそれを国民にとって味方か、敵かも、よく考えてみるべきだと思う。
2、ぜひとも記名式でやって欲しい。自分とこの候補が前倒し総裁選に賛成したのか、石破続投を支持したかどうかは知りたいからね。ここ1年の選挙で石破自民党惨敗の原動力となった人達石破を嫌って自民党に投票しなかった自民党支持層、現役世代や保守層達にも参考になるんじゃないかな。この後、選挙になった場合総裁選前倒し賛成議員には、自民党の変革を期待する保守層や現役世代が戻ってくる可能性がある。
新総裁が誰かにもよるけどね。一方、石破続投を支持したいわば「石破印」の候補者には、石破の延命に手を貸した奴等だとして保守層や現役世代は、比例も含めて絶対に投票しない。どころか前の参院選みたいに国民か参政の対抗馬に票が流れて苦戦敗戦必至だろ。そういう、石破印をあぶり出すためにもぜひ記名式でやって欲しいしだから投票する側も、その後のことを良く考えて決めるべきだと思うね。
3、「バレれば派閥から総スカンを食らう」とびびって書面出さない議員も、というよりも先に党そのものが終わってしまう。少なくともこの度はそういった危機感を持って臨むべき事態だと思う。主に左派系中心の『石破辞めるな』運動をメディアは執拗に取り上げて流布しては世論も其方に傾いているが如く誘導するが、民意は選挙結果が全てであり、恣意的に誘導された世論調査の結果に全く意味がない。前回の違和感だらけの総裁選で、自民党員の民意は損なわれ、親中派議員で組閣した石破政権の媚中外交で決定的に完全に愛想を尽かし、自民党を支えて来た岩盤保守層が自民党から新党へほとばしり出て行った。
保守派議員も次々落選、このまま分裂が進めば自民党も黄昏れる。余程の事がない限り復活は難しい。もう一度、しっかりと自民党員の民意を確かめるべきだと思う。
4、>本音ではリコール賛成でも、バレるならば慎重に考えてしまう議員が少なからずいる普段は舌鋒鋭く偉そうなことを言っていても、いざとなったら「使えない」的な議員が少なからずいるけど、自民党にもそういうのが一定数いると思う。それよりも問題だと思うのは、記名式にすることで、リコール賛成の考えを抑え込んでしまおうとしているかのような執行部のやり方そのもの。自由民主、の名が泣いている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2aaa80b38a57f7dcad3d0f3c3567c90c15d89e62,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]