宮城県産ひとめぼれの取引価格が急落し、2025年産新米が前年同時期の水準を下回りました。コメの卸売業者同士での取引価格は、今年5月末のピークから4割下落し、今月には3万円(60キロ)の価格を1年ぶりに割り込みました。この急落には、コメ余りの見方が業者の間で強まっていることが背景にあります。取引関係者は、今後も価格が下がる可能性があると考えています。

価格の急落は、米市場の供給過多が引き金となり、農業と食料品産業に影響を及ぼしています。供給過剰が続く中で、業者は市場動向を冷静に分析し、問題の本質を探る必要があります。政府と業界は共同で、新規市場の創出や輸出拡大を図り、国内消費を刺激するための政策を推進すべきです。さらに、消費者への情報提供を強化し、国産米の魅力を伝えることが重要です。価格の下落を乗り越え、持続可能な農業と消費の形を追求することが求められます。市場の健全性と長期的安定に向けて、今こそ行動を起こすときです。
ネットからのコメント
1、鈴木農水相の主張の通り、米価はマーケットで決まる、というなら、2倍近くに高騰したことも、今後暴落しても、国は知らん、と言っているに等しい。何が間違っているか?それは米には健全なマーケットなど存在しない。
いびつで特殊で不透明なマーケットしか存在しない。放置すると、適切な米価でなく乱高下するような米価しか出てこない。農水相は経済学の基本、適正な価格を出すマーケットの条件を学ばれるべきである。
2、銘柄米は5kg2000円でいいよ。それで充分。だってつい2.3年前まで、概算金は60kg15000円だった。30kgだと7500円ってこと。5kgなら1250円ってこと。スーパーでは特売日で銘柄米が1800円とかだったし。だから、田舎の方では、農家から個人的に30kgを7000円から8000円で買ってる人が多かった。農家も、JAにおろす金額と同額で、親戚や個人に売ってお互いに喜んでた。そんなもんですよ。田舎の農家のみなさんも、この米バブルに乗ってしまって、あまりに強気に出てしまい、今までお世話になっていた個人売買の相手さんに高値で売りつけて、離れていかれた人、たくさん知ってます。田舎は敏感だからね。
3、最近になって、春には無いコメ、6年度産の古米が江藤米とブレンドしてスーパーの店頭にJAグループの「パールライス」や「神明」の名入り袋で並んでいる。
確か、輸送や精米に時間がかかっていると言い訳をしていた。高値安定を目論んで1年も倉庫に大量に寝かせていた。高値で買い漁った7年度産も倉庫に積み上げる為、6年度産米の売り抜け、更に政府には「備蓄米」として高値で売りたい目論見。
4、年末・年度末の決済・決算期には値下がりが~とか言われていた奴かな。買い漁ったものの思うように売れず、資金繰りに困るところが続々と出るようだと値崩れに繋がるのだが。儲け話だと飛びついた俄か業者は体力も無いだろうし、そういうところが暴落の引き金を引くかもしれない。真面目な業者や消費者にはいい迷惑だが、そんな業者が退場してくれれば、少しは米価も安定するかも。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/155c5c0997bd42ce6fb39081c7a0ddd8e3d3620e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]