調査会社インテージが2025年のクリスマスに関する調査を発表し、5000人を対象に行われたその結果によれば、クリスマスに「予定がない」と回答した人が54.1%と過去最高水準となったことが明らかになった。クリスマスの予算額は平均1万6418円で、前年比とほぼ変わらないものの、2023年の2万2588円と比べると低下し、実質支出は抑制傾向にある。
市場規模は7274億円で、前年の94.2%にとどまる見込みだ。「予定なし」と回答した主な理由には、「興味がない」(31.1%)、「お金をかけたくない・節約したい」(16.2%)、「一緒に過ごす相手がいない」(14.7%)が挙げられている。インテージは、生活防衛意識の定着や日常の安定重視が背景にあると分析している。

現状、クリスマスに予定がない人が過去最高を記録するという事態に、近代の消費文化と社会の在り方に疑問を投げかける必要があります。実質賃金の伸び悩みにより、個人の消費力が減少し、伝統的なイベントが衰退しているのは明らかです。まず、経済政策の抜本的な改革が不可欠です。消費を促進するためには、所得の底上げと消費税の負担軽減を図るべきです。次に、社会的交流の場を積極的に提供し、孤立感を軽減するための施策が必要です。
自治体や企業が地域イベントを盛り上げ、参加しやすい環境を整えることが重要です。さらに、多様な価値観を尊重する教育の推進も不可欠です。義務感やステレオタイプにとらわれず、自分なりの楽しみ方を支える環境が求められます。消費社会の限界を踏まえ、新しい価値観を築くことこそ、持続可能な社会の基盤となるのです。
ネットからのコメント
1、うちはローソンでチキン予約したので、それ食べるくらいかな。果たしてこれを予定というのかはちょっと微妙ですけど、思い返すと子供の頃はクリスマスが待ち遠しかったですね。多分、プレゼントとかいつもより豪華なものが食べられたりとか、そういうのがあったからかなと思います。割と子供がいるかいないかで予定の有無も変わるかもしれませんね。うちは夫婦2人なので、パーティーという感じにはなりませんが、来年にはちっちゃいのが1人増える予定なので、数年後にはパーティーしてるかもしれませんね。
2、今の若い人たちは、バブルの頃のイヴはシティホテルが満室になっていたなんて話、信じられないでしょうね。それだけ若者もお金があったし、なぜかそういう風潮に持っていくような傾向だった。
ティファニーのオープンハートやらをプレゼントに、男どもがお金をじゃぶじゃぶ使っていた。もちろんホテル代も男側持ち。今では、非正規の若者も多いし、趣味も多様化してそちらにお金がかかったりするので、わざわざクリスマス・イヴにお金をかけないのではないのでしょう。
3、30年前は曜日関係なしにシティホテルなんて予約でいっぱいだったでしょ景色の良いレストランだって予約でいっぱい これが今の日本の経済状況です いい給与もらえてるのは勝ち組だけ 半数以上は生活が苦しいのが現状だと思います
4、一昨年はクリスマスイヴが日曜日で、去年と今年は平日。その差がデカいんじゃないですかね。まぁあとは今の若者のクリスマスに関する意識ですよね。私は今40代後半ですが、10代や20代の時は「1年で1番特別な日」ぐらいの感じでした。その日の予定をいかに充実した予定にするか、に頑張ってました。気になる異性を誘う口実を探したり、パートナーがいる時はサプライズを考えたり。今は若者自体の人数も減ってるし、もっとクールに「365分の1日」ぐらいの感覚にもなってるんでしょうかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c6df93d373f28367e9298b726f3f5aba94939c03,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]