外務省は、中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射を受け、7日午後に中国大使を呼び出し強く抗議しました。事件は6日、沖縄本島南東の公海上空で発生し、中国軍の戦闘機が自衛隊機に対し断続的なレーダー照射を行ったものです。船越健裕事務次官は、中国の呉江浩大使を呼び出し、危険な行為として強い遺憾の意を示し、再発防止を厳重に求めました。
一方、中国軍の報道官は日本側の主張について事実に反すると反論しています。この対立は双方の緊張を高める結果を招いており、国際関係に影響を及ぼす可能性があります。

この事件は国際紛争の域に達する恐れがあり厳重な批判が必要です。双方の言い分が交錯する中、現状は不安定な状態にあります。自衛隊機へのレーダー照射は明確な敵対行動として捉えられ、国際安全保障への深刻な挑戦を示しています。背景には、中国と日本間の領空問題や国際的な軍事バランスがあります。解決策としてまず、国際的な監視機関による詳細な調査が必要です。また、日中間の冷静な対話の枠組みが求められ、両国が国際法に基づいた透明性を確保することが重要です。さらに、地域の安全保障協定の強化を通じて、緊張緩和に向けた軍事的な均衡を模索するべきです。
危機を放置すれば、国際平和の維持が難しくなる恐れがあり、今こそ真摯な対応が求められます。
ネットからのコメント
1、このようなニュースは、海外には、日本のマスコミからはどのように伝わっていくのでしょうか?日本の企業特に製造業は、かなり国際的な活動をして海外への発信もして、何十年も経ちますが、一方で、日本のメディア・マスコミはどうでしょう?まさか、鎖国・ガラパゴスで、日本からの発信力の弱さから、海外ではほとんど或いは全く顧みられないと言う現実では無いことを切に祈ります。もし一顧だにされないのであれば、日本人としてがっかりであって、今から日本マスコミ、メディアの猛省と大奮起を促したい。
2、中国軍機がいくら訓練と言っても日本の防空識別圏に近づけば自衛隊機は緊急発進して対領空侵犯措置を行います。それを「訓練の邪魔をした」と言うならそもそも日本近海で訓練するなと逆に言いたくなります。しかもレーダー電波を照射するなんてこれだけで十分、国際問題です。韓国海軍のレーダー照射事案の時のように、出せる範囲で世界中に事実関係を公表したらいいと思います。
今回の事案は結果的に日本国内での反中感情を高めることになると思うんですが、中国はそれで良かったんでしょうかね…。
3、今回の件に関わらず、これまでの遺憾表明だけでなく、どんどん海外メディアに対しても発信をしていく必要があると思います。今回はタイミングよくオーストラリアの防衛大臣来日していたので、今回の事態をオーストラリアとも共有ができましたが、もっともっと発信したほうが良いと思います。
4、大使を呼び出して抗議したところで、プイと横を向いてタバコを一服している様子が目に浮かびます。そして、「で?抗議文の読み上げは終わったの?」とサッサと立ち去って、待たせていた大使専用の公用車に乗って銀座のレストランにアフタヌーンティーに行きそうな気がします。中国大使に何かを言ったところでぬかに釘・・・状態なので、日本政府は何らかの実効性のある対策を実施する必要があると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/63bf2686d58e7755ebf81892b9c5b13a328401ed,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]