2023年、スーパーでの米の平均価格が最高値を更新している中、政府は物価高対策の一環として「おこめ券」の活用を自治体に促進しています。しかし、その「おこめ券」が現在の価格を下支えする可能性について、一部から疑問の声が上がっています。鈴木憲和農林水産大臣は、「おこめ券」が価格に影響を与えたり、特定団体への利益誘導となるようなことは「一切ない」と断言。
しかし、発行や郵送にかかる経費や手間が問題視され、自治体から反発が続出しています。これに対して政府は、自治体への交付金拡充を提案し、食料品価格高騰への対策を進めていますが、現場における不満が高まっています。

この状況には深刻な問題が潜んでいます。まず、おこめ券制度が公平性と効率性を欠いている点です。発行や郵送にかかるコストは、実質的な支援額を引き下げ、自治体の負担を増大させます。また、特定団体への利益誘導の懸念が指摘されており、透明性の欠如が信頼性を著しく損ねています。これを改善するためには、まず制度の透明性を確保することが必要です。政府は独立した第三者機関による監視を導入し、特定団体への不当な利益供与を厳しくチェックすべきです。さらに、電子クーポンなどの効率的な支援方法を導入し、自治体の負担を軽減することも不可欠です。
最後に、公共の利益を最優先に考える政策形成が求められます。現在の政府対応が市民の不安と不信を増幅させている中、迅速かつ効果的な対策を講じることが、真に持続可能な経済社会を実現するために必要です。
ネットからのコメント
1、カルローズ米は、日本米をアメリカで生産しているので、味は日本米と大きな遜色はない。日本よりアメリカの方が物価が高く所得も多いのだが、農産物である米をアメリカから日本へ輸出する際の多大な関税を支払っても、日本米よりも安価であるということは、日本米も5kg税込3000円を超えるお米は、農家とJAを始めとした中間業者が大きく利益(ボロ儲け)を上げていることは、周知の事実だろう。カルローズ米を妥当な値段で購入するのか、日本米を購入して農家やJAを始めとした中間業者をボロ儲けさせるのか、米銘柄にこだわりがある人達は別だが、賢明な人達ならば、日本米は5kg税込3000円以下になってから購入するだろう。
2、高市内閣にとっては想定外やったかもしれんが、この元農水官僚を農水大臣に任命してもうたんは、内閣にとって下手するとホンマの致命傷になりかねんやろな。
若さに似合わず典型的な旧型の官僚そのもんなんが、尚さら国民の感情に障る存在に日を追うごとになっとるんよなぁ。はよ辞職やのうて更迭した方が内閣にとっては軽症で済むやろな。
3、「おこめ券」については、商品券やギフト券のビジネスモデルを知っている立場から見れば、発行者であるJAへの支援であることが明らか。しかも、おこめ券は発行者に入る手数料が他の商品券に比べて異様に高い。これは、鈴木農水相がどう言い訳しても通用しないし、この構図を知らずに鈴木農水相が了承したのであれば、大臣が農水官僚とJAの手のひらで転がされていることを意味する。
4、鈴木が大臣になった時に、消費者よりも生産者に寄り添った政策を的な事を言っていたので、不安に感じましたが、ここまで露骨にJAに儲けさせる事だけを考えた政策を打ち出すとは思いませんでした。色々な自治体がお米券以外で何かしらの補助を打ち出して来てるので、他の自治体もドンドン続いて欲しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2945f3f5e82c6c217c8b04bfd8007c2af9814b50,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]