島田洋一衆院議員が15日にX（旧ツイッター）に投稿した内容では、靖国神社参拝についての自身の考えを示しました。彼は、靖国神社への参拝は個人的な行為として一人で静かに先人と向き合える日を選んで訪れるべきであり、特に終戦の日の8月15日は多くの人で賑わうため避けることが自然だと述べています。ただし、各々の意図に従って訪れることも支持しています。

同様に、日本保守党としても集団参拝を奨励せず、各人が自然体で判断することを推奨すると強調しました。終戦の日には多くの自民党や参政党、日本維新の会の国会議員が集団参拝を行っており、島田氏のこの発言はその動きに対する異なる視点を提供しています。

島田議員の靖国神社参拝に対する見解には、多くの人々が感じている批判すべき側面があります。まず、集団での参拝が政治的に利用されることで、その意義が失われ、参拝が形式化してしまうという現状を指摘する必要があります。靖国神社は本来、戦没者を悼む場所であり、個々の心からの訪問が尊重されるべきです。島田氏の主張は、その本質に立ち戻る契機となるべきです。まず、政治家が参拝を個人的な行為として捉え直し、政治的場面から切り離すこと。次に、教育を通じて靖国に関する偏見や誤解を解く活動を進めること。

また、文化としての戦没者追悼を広く社会に浸透させる努力も必要です。これらの取り組みによって、靖国参拝が単なる政治の道具ではなく、真の慰霊の場としての価値を取り戻すことが求められます。靖国参拝は戦争の悲劇や犠牲を忘れず、平和を願う心を育む場であるべきなのです。

ネットからのコメント

1、自分の良心にのっとって静かに参拝する。本当に参拝したい人が参拝する。それが本当の参拝でしょう。その前に、靖国神社ってどんな神社なのか、しっかりと理解してから参拝しましょう。外国の顔色をうかがって参拝を見送るのと、自称保守の方々の顔色をうかがって参拝するのと、どちらも似たようなもの。

2、地方在住ですが、上京時に時間のあるときは、よく靖国に参拝します。硫黄島で、沖縄で、特攻で、彼らがみせた奮闘が、連合国を畏怖させ、その後の講和条件、戦後統治、サンフランシスコ講和条約、そして現代日本へと繋がっているのだと思います。ただ安らかに眠ってほしい、それだけです。

3、本来、神道は宗教ではない。神道は日本人の長年の文化。昔は庶民のお墓は無く山に置いてきてる。

それらの霊が正月に歳神様として山から家に帰ってくる。なので欧米の神話の神とは意味合いがちがう。　更に経典があったり教祖様がいないと宗教にはならない。　ちなみに神職の方と対話させて貰った事があるけど、神道は文化は間違いではなかった。

4、これは全面的に賛成。季節柄、ちょっと怪談話っぽいことをしてしまいますが、自分はちょっと霊感があります。桜が咲き始めの季節、靖国に行くと血のニオイが漂い、ああ先の大戦で命を落とした軍人さんたちが桜の下で同期の桜たちと再会しているんだな、と思います。血のニオイがするということは、どの戦地でどんな傷を負い、どのように亡くなったのか、それぞれが消息を語り合っているのでしょう。先日、たまたま夜に靖国の境内を横切ると、暗闇の境内には人っ子一人いないのになにやらザワザワと楽しそうな雰囲気。境内を出て振り返ると御魂祭りの準備中でした。みんなで宴会をしていたのかな。8月15日はそういう気配は感じません。終戦の日にイベント的に参詣するのではなく、それぞれが行きたい日、行ける日にふらっと行き、先人たちと向き合う静かな時間をもってほしいなと思います。