常廣羽也斗投手は、2023年に広島カープにドラフト1位で入団したものの、大学の単位不足で卒業できず、プロとしてのスタートが遅れました。彼は卒業単位取得のために自主トレやキャンプ期間中も勉強を優先しており、その影響で調整が遅れ、異例の二軍スタートとなりました。現在も単位不足が続き、2025年春に卒業する見通しですが、野球に専念できる環境が整わないため、二軍で苦戦しています。

現在、二軍での防御率は4.60と振るわず、精神面の問題も指摘されています。卒業へのこだわりは、指定校推薦で入学したことから、後輩への影響を考えてのものであり、球団もその状況を認めています。

常廣投手の苦境は、多くのスポーツ選手が抱える悩みを浮き彫りにしています。彼の状況は制度の欠陥や社会の期待に翻弄される個人の姿を象徴しています。まず、選手が競技と学業を両立できる柔軟な学習制度が求められます。プロ選手の学業支援を充実させ、オンライン授業やテストの免除制度を活用するなど、実行可能な政策が必要です。また、教育とスポーツの二足のわらじを履く挑戦を社会が理解し、支援する姿勢を強めるべきです。最後に、選手個人が持つ責任感や倫理観を尊重しつつ、彼らを過度に追い詰めることのないよう、制度の見直しが不可欠です。

スポーツと教育は、どちらも個人の成長に不可欠な要素であり、その融合を図ることは社会全体の価値観の進化につながります。

ネットからのコメント

1、常廣も青学もちゃんとしていて安心した。後輩のためにもしっかり単位取って卒業しましょう。昨年のドラフトは素材型が多いと当時言われていた。常廣も今ノムスケ塾で改造されて良くなって帰ってくるはず。幸いにも先発の数は足りているので今年の終盤から来季あたりから1軍で投げ始めくれたらいいと思ってます。

2、寮から由宇までがめっちゃ遠い上、ウエスタンはデーゲームがほとんどノムスケコーチとのフォーム改造などもあったり2軍選手はある意味1軍選手よりも多忙単位1つ取るのも中々時間の捻出も難しいのかもしれない今年こそきっちり卒業して本業に専念できるようになってほしい

3、青学に好印象。こういうのを甘く見て卒業させたりすると、あとあと大打撃となる。常廣選手はしっかり卒業して野球に打ち込んでください。

4、球団は野球に支障が無ければ卒業させてあげたいというスタンスだそうだが、特に好成績を残している訳でもないので野球に支障が出ているように思われても仕方ない多くのプロ選手が当たり前に卒業してしっかりと準備をしてプロ入りしている中、当たり前の契約金と当たり前の年俸をもらいながら本業以外の部分に時間を割いているファンとして試合に出場するなら応援はするけど正直あんまりいい気はしない