2021年12月、栗尾一輝さんは、妻亜美さんとお腹の赤ちゃんを同時に失うという深い悲劇に見舞われました。亜美さんは、妊娠中に急激な体調不良を訴え、発熱が続きましたが、最初はインフルエンザやコロナの検査でも異常がなく、家庭内で様子を見ていました。しかし、最終的には妻が意識を失い、病院で死亡が確認されました。半年後、死因は「妊娠オウム病」と判明。
この病気は鳥由来の細菌による感染症で、妊婦が感染すると重症化するリスクが高いことが明らかになりました。栗尾さんは、この経験をSNSで発信し、妊娠中の感染症予防についての啓発活動を続けています。
栗尾さんの活動に深い感銘を受けます。ご自身の大切な家族を失った後、その痛みを乗り越え、社会に貢献するために立ち上がった姿勢は、ただただ尊敬に値します。特に「妊娠オウム病」という非常に珍しい病気について、栗尾さんが発信することによって、多くの妊婦や家族が感染症のリスクを認識し、注意を払うようになったことは大きな成果です。このような疾患がどれほど深刻であるかを知ることができ、今後の予防や対応に役立つ情報が広がっています。
栗尾さんが述べた通り、妊婦は免疫力が低下しているため、感染症に対する警戒が特に必要です。
これをきっかけに、妊娠中の健康管理がより強調され、妊婦たちが健康を守るための知識を身につけることができる社会になることを心から願います。栗尾さんの啓発活動が、同じ悲劇を繰り返さないための力強い前進となり、多くの命を救うことにつながると信じています。
ネットからのコメント
1、もう30代の弟は、平成初期、当時通ってた保育園で飼っていたオウムからオウム病に感染しました。弟を含め二人感染。今だったら保健所とか大騒ぎでしょうが当時は何もなく。まずは関節痛からなのか歩けなくなり、そこから判明。血液検査から筋肉がとけはじめてると言われ、筋肉がとけるものに予後良好の病気はないと言われたと親は話してました。親となった今なら当時の親の気持ちが痛いほどわかります。その後何回も病院に行き、たまたまいつもの先生がいなかった時に臨時でいらした先生が感染症の専門医で特殊な血液検査の項目を念のためと増やしたら、判明。すぐに治療を開始したら数日で治りました。オウム病、怖いです、本当に。気付けないのが。
2、妊娠中は、軽い風邪症状であったとしても念のため病院にかかるくらいのほうがいいと思います自分も妊娠中に数日微熱が続き、もし平時だったら病院には行かなかったかもしれませんが、妊娠しているし…と念のためクリニック受診してみたら腎臓が炎症を起こして敗血症になっていました即時救急車で大病院に搬送され、あと少し受診が遅れていたら母子共に危なかったと言われました
3、妊娠中は鳥には近づくな!の教訓は生きると思うが、実際に感染した場合に適切な治療を受けるには難しいのが現実な気がします。鳥を飼っていて妊娠オウム病の知識があっても、検査で判明するには時間がかかり、その間に症状が悪化して手の施しようがない状態まで、一気に進んでしまいそうな気がします
4、ちょうど1年くらい前に家を建て引っ越してきました。今年、玄関の軒下にツバメが巣を作ろうとしてきました。ツバメは縁起物だとよく言いますが我が家は壁に土をつけられる度に落として巣を作られないようにしました。小さい子どもが2人と現在妊娠中の我が家にはどう考えても縁起物とは思えないので…。ツバメを襲いに来る蛇や、鳥の糞による害を考えると迷信よりも安全を選びました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6e0800a4481a4dcabcc5a4568f36c3ab124842a6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]