中国とロシアの軍用機が9日に日本周辺を共同飛行した件について、中国外務省は11日、この活動が両国の年間協力計画の一環であり、「地域の平和と安定を維持する」決意を示すものであると強調しました。また、日本の対応を「大げさ」としてけん制しました。これに先立ち6日には、中国軍機が日本の自衛隊機にレーダーを照射し、緊張が高まりました。
日本はこうした軍事活動に対抗するため、10日に日米による共同訓練を実施し、B52戦略爆撃機2機とF35およびF15戦闘機各3機を参加させました。中国側はレーダー照射について、日本の主張を否定し、自衛隊機が安全な飛行を妨げたと反論しました。

中国とロシアの軍用機が日本周辺を共同飛行したことは地域の軍事的緊張を高めています。これは中国外務省による平和への貢献とする説明とは裏腹に、日本の安全保障に対する直接的な挑戦と受け取られるべきです。問題の本質は、国際的な軍事協力が脅威として映る国々への配慮を欠いた運用が行われている点にあります。地域の安定維持には以下の解決策が求められます。第一に、国際的な対話を通じた透明性の向上です。第二に、あらゆる誤解を防ぐための連絡体制の確立が必要です。第三に、平和目的の活動については関係国に事前の情報提供を行うべきです。
中国とロシアによる共同飛行が平和貢献と主張される以上、その行動が地域の緊張を高めるのは本末転倒であり、彼らの外交政策の見直しが必要です。
ネットからのコメント
1、中露の行なっている「戦闘機の共同飛行」そのものが、地域の安全、平和にとって脅威となっており、単なる武力による「示威行動」になっていることを知ってか知らずか分らぬが、いずれにせよ侵略者的発想に基づく活動であることは誰の目からも明らかだ。止めるべきは中露のこうした示威活動の方であるべきだ。
2、「地域の平和に貢献」 どの面下げて言ってんのかと…。ま、こちらの正義とあちらの正義には、月とスッポンほどの考えに乖離があるのは認める。ただし、いつの時代も真実は一つしかない!さて、未来のアジア情勢、ひいては日中関係においてどちらに軍配が上がっているのかは誰も分からない…。AIに判断を仰ぐのもいいだろう。
3、中露北なんて核保有国でなければ世界ではどの国もまともに相手にしないだろう。自分たちだけが分かっていない。最悪なのは日本が地理的に囲まれている事。地理的優位な位置にあれば今とは違った対応が出来たのだがこればかりは致し方ない。
今までなだめすかしてやり過ごしてきたツケが回ってきたわけだが、今回が今までの間違いを正すチャンスと捉えて対中戦略を成功させてほしい。
4、今回の件をずっと追っていくと、高市総理は当たり前の発言をしたまで。その後は高市総理が撤回しないと表明して、政府も毅然とした対応を貫く姿勢を示しただけで、中国に対して過激な発信をしたり、渡航自粛をしたり、軍事的な圧力はしていません。じっと耐えるように、姿勢を崩していません。 むしろ、中国が慌ただしく動いたり、過激な発信を繰り返して、単独で騒ぎ立てているだけかと。 自分たちが正しいと思うならば、何故堂々と構えて、無駄な圧力をかけるのを止めようとしないのか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6aef6e27dee1c85008d259309204a67519016f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]