8月14日、北海道斜里町の羅臼岳で東京都墨田区の会社員、曽田圭亮さん(26)が友人と下山中にヒグマに襲われました。友人は素手で抵抗を試みましたが曽田さんはヤブに引きずり込まれ、翌日、その遺体が下半身に激しい損傷を受けた状態で発見されました。現場周辺では親子のクマ3頭が駆除され、これが曽田さんを襲った可能性があるとされています。
当局はDNA鑑定で確認を進めています。
野生動物による悲惨な事件は心を痛めます。お父様の「野生動物に襲われるとは」という言葉は、予期しない形で息子を失った深い悲しみを物語っています。自然は美しさと同時に予測不能の危険を孕んでいるもので、こうした出来事に対して自責を感じる必要はありません。友人が素手で抵抗した勇気は、普段から築いてきた友情の深さを感じさせます。同様の経験をした人々も、悲しみを共有していることでしょう。曽田さんの記憶を心に留め、自然を敬いながらも引き続き登山という趣味に向き合うことが、彼に対する一つの敬意となるかもしれません。
ネットからのコメント
1、今朝の道新にも詳しく書かれていましたが、亡くなった男性は海外や雪山での登山経験者とのことで、素人が軽装で気軽に登山したわけではないようです。
それでもこのようなことになってしまい、ご家族やご友人はさぞかしご心痛のことと思います。北海道は近年ヒグマによる被害が増え、住宅地にも出没しています。「ゴールデンカムイ」の描写にもあるように、人間が太刀打ちできる相手ではありません。国や道が本腰入れて対策を練って欲しいです。
2、数週間前、道東にある展望台の崖下にいたヒグマ親子に中国人のツアー客達が餌を投げ与えて盛り上がっていた。係員を呼んで止めてもらったが、常識知らずにも程がある。 ヒグマが人間を恐れなくなっているのはインバウンドも影響している気がする。今回の事故とも無関係とは言えないかもしれない。
3、眼前で友人が野生のケモノに襲われて 藪に引きずり込まれる…なんてことが 現実にあることが、実際信じがたいし とてもショッキングな事件だと思う。 正直なところ、スクリーンの中のフィ クションでしか想像出来ない自分が います。親御さんはとてもショックで いてもたっても居られない事でしょう。 御冥福をお祈りします。
4、アラスカで12年生活していた者です。
日本は今後ハンティングライセンス制度を設定するべきです。知床でも本州山岳部でもハンティングシーズンを決め、猟期にハンティングを産業界する。もちろん頭数制限やハントして良い個体の大きさなどを決めそのエリアの認定を受けたガイド同伴必須で行うべきです。それにより人間は怖いと認識させる事が双方の共存につながるのは事実です。熊は怖い生き物。ですがとても臆病で生態系において必要な存在です。カナダのイエローストーンがオオカミの駆除を行い駆逐したらその後鹿が増すぎてアラスカからオオカミを移住させた事実もあります。日本ではイージーに熊の生息地に入れるのも問題です。特にこの時期は餌が少なく越冬の気配でナーバスになる時期です。こういう悲劇を起こさないためにも双方が適切な距離が取れるように対策して欲しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b4c14bb99bb720833bab716c44680ef579726f1d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]