この事件は、2023年10月6日に沖縄本島南東の公海上空で発生しました。防衛省によると、中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機が自衛隊のF15戦闘機に断続的にレーダー照射を行ったことを確認しました。この行為に対して日本政府は「危険な行為である」と強く抗議しましたが、中国外務省は抗議を受け入れず、その場で拒否しました。

中国側は、「日本の戦闘機が中国の正当な軍事活動を妨害している」と反論し、日本側に対して逆に抗議を行いました。中国は正常な演習活動を妨害する行為を停止し、虚偽の発信をやめるよう求めています。

この事件については批判型の対応が必要です。レーダー照射という行為は国際法的に友好国間の緊張を高める危険な行為とされており異常です。今回の事態は安全保障上の重大な問題を浮き彫りにしています。まず、日中間の軍事的コミュニケーションが欠如している点が挙げられます。中国の動きが戦略的威嚇であった場合、地域の安定を脅かすものです。具体的な解決策として、まずは両国の軍事的コミュニケーションチャンネルを再構築し、誤解や緊張を防ぐ対話の場を設けることが必要です。また国際社会への透明性の確保として、先進的な監視技術の導入や情報共有メカニズムの構築を進めるべきです。

最後に国際法に基づき、軍事行動の規範を両国が明確にし、遵守することが求められます。国際社会の安全保障は個々の国の行動に依存しており、責任ある行動が求められる時です。

ネットからのコメント

1、過去には関係が冷え込んだ時代に韓国軍機もやったことがあるレーダー照射ですが、友好国には間違ってもやらない行為なので中共が我が国を敵視している証左です。対韓国であれば、同じ西側に所属する国として過去の遺恨はあれど看過する余地はあるでしょう。しかしながら今回は相手が中共ですから、譲歩する余地は１ミリたりともありません。したがって大使を呼びつけて抗議するのは当然のことであり、それを中共政府が即座に拒否するのであれば、その先の有事も考えねばならない事態であろうと考えます。かくなった以上は自衛隊法の改正前提として、有事の際に自衛隊が即時的に対応できるよう我が国も体制を整えるべきです。

2、コイツら1回でも謝った事あるのか？日本が何かやらかせば、執拗に非難し続け自分達がやらかせば、無理矢理理屈を付けて逆ギレ。今迄は何でも中国の言う事聞く政治家ばかりで、やりたい放題やられてきた。

今は言う事聞かない高市さんになったから、ここぞとばかりに嫌がらせをしているのだろう。今後も隣の騒音おばさまの嫌がらせは続くと思うが、国は引っ越し出来ないので、毅然と対応していって欲しい。

3、中国は、何がっても認めません。日本もあらゆる手を使い世界にアピールすべきで日本はもう中国に依存しないで尖閣で学んだ事ですがもう一度思い出して対依存度〇にして世界に向けて中国のやり方に立ち向かましょう。今がラストチャンスです！

4、本当にその場で拒否されたのなら、日本側が先にそれを発表して、直ぐに何らかの措置を取らないと。そうしないと、国内向けに体裁を整えるためだけに「厳重に抗議した」と言ってる＝そんなに大したことではない。と、国際的に理解され、それで終わりです。こういったことは、熟慮するのではなく反射神経で先手先手で対応しないと、国際的なアピールにはなりません。