日本テレビの福田博之社長は2022年6月20日に緊急会見を行い、元TOKIOの国分太一のコンプライアンス問題を理由に『ザ!鉄腕!DASH!!』からの降板を発表しました。しかし、具体的な詳細は局側がプライバシーを理由に明かさず、国分は無期限活動休止をし、TOKIOも解散となりました。その後、国分側は日弁連に対して人権救済を申し立て、問題の詳細な確認を求めています。
日テレは、不十分と批判の声が上がっている対応について、一部謝罪をするものの国分に関する具体的な説明は行わず、世間からの疑念が払拭されないまま問題が続いています。

この一連の騒動において、日本テレビは組織としての責任の重さを認識すべきです。まず、情報を秘匿するあまり、彼らの透明性に欠けた対応は社会的責任を軽視したものであると言わざるを得ません。メディアの信頼を維持するためには、プライバシー保護を尊重しつつ、関係者と綿密に協議し、可能な限りの情報を公開し、誤解を招かないようにすることが不可欠です。また、国分氏との間で進行中の問題については、誠実に対話し、円満な解決を図るべきです。最終的には、透明性の確保と公平な対応を行うことで、再び信頼を取り戻すことが可能となるでしょう。
ネットからのコメント
1、日テレの問題点は、説明責任と透明性が極端に弱かった。何が事実でどこまで確認されて、どんな判断基準でどんなプロセスを経てあの対応に至ったのか殆ど説明されなかった。結果として視聴者には何が起きたのか分からない、本人には弁明の余地がない、世間には印象だけが独り歩きするという誰も救われない形になったと思う。日テレ側が調査・判断したとは言ってるけど、誰がどの立場で、どの程度の証拠を元に判断したのかも不明確。被害者を守る事は当然大事。でもそれと同時に、刑事事件でも事実関係も明らかではない段階で、社会的制裁だけが先行した印象がある。説明しない=疑惑だけ残すというやり方は、逆に当事者全員を傷つける。そして、メディアとしての覚悟が足りなかった。日テレは普段、説明しろ責任を果たせと強く求める側だけど、当事者になった途端に最低限の説明すら避けた。感情論じゃなく組織としての在り方の問題だと思う。
2、こういう時に役立つのは日本の根回し、って文化だと思うんですよねそもそもが大きな問題だったのに国分さん1人をどうにかすれば解決出来ると考えたのが日本テレビの驕りだと普通はまず番組責任者と日テレの社長なり偉い人が、リーダーと松岡さんを呼んで、実は国分さんについてこういう話が出ている。
社内で調査した結果どうやら今回のハラスメントは事実です。国分さんにこのことをお伝えしてご本人が認められれば番組降板とせざるを得ません。ここまで苦楽を共にした仲間として苦渋の決断となりますが、番組存続のためにご理解いただきたい。そして、時期が来て世間が許せばまた国分さんを呼び戻せたら(嘘でも)と思っています。…くらいのことを事前に伝えて置けば2人なら納得してくれたはずだと思いますよ?このくらいのことも想像できなかったんなら日テレの役員以上の人達は会社なんて経営しない方がいいと思う
3、日テレ側に全く非がないというのは本当なのでしょうか。国分氏が複数回あるいは継続的に『ザ!鉄腕!DASH!!』の番組に関連し何らかのコンプラ違反を行ってきたというのであれば、番組関係者が誰もそのことに気づかなかったということはあり得るのでしょうか。仮に何らかを気づいていたのであればそれを放置していた、という点で日テレ側にも問題があります。また、全く気付かなかったというのであればそれはそれでいかがなものかとも思います。フジテレビ、中居氏の件では第三者が詳細調査した結果、フジテレビの最初の言い分とは異なりフジテレビ側にも相応の問題があったことがあぶり出されました。
重ねて言いますが日テレ側になんら問題はなかったのでしょうか?個人のプライバシー保護という美名を隠れ蓑にして情報操作していることはないのでしょうか。
4、「答え合わせ」という国分側の立場上柔らかい表現をしているけど、契約解除・強制降板事由の明記どころか口頭でも伝えられてないと言う事ですよね。それは凄く問題でしょう。どこかのコメンテーター弁護士は「答え合わせの必要は局には無い」とか言ってましたが、30年の取引を理由を付さず解除とは流石に道徳は勿論のこと社会的利害上あってはならない事でしょう。また国分はこの契約が解除になったのみならず、内容不明な為あらぬ風評被害を受け収入が無くなり今後の見通しも無くなった。日テレは一方で自社の不利益に繋がる事は閉ざしつつ、見切る方は誤解風評被害上等で大いに報道した。そのメディアによる印象操作も踏まえ、なぜそうしたのかきちんと説明するべきだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1b3ec992db7408121de4bf3e9b4211de5ceb8b11,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]