東京都は2026年度から2030年度にかけて家庭ごみ有料化を検討しています。最終処分場が50〜60年で限界に達するため、減量が必要です。2030年度のごみ排出量は417万トンと推計されており、有料化により368万トンに減る可能性が示されました。「3つのR」(リデュース、リユース、リサイクル)を通じて、さらなる減量を目指します。
多摩地域ではすでに有料化が進んでおり、23区では議論が始まったばかりです。成功例として、小平市では可燃・不燃ごみを19%削減し、プラスチック資源化量を2.3倍に増加させましたが、費用負担も伴います。東京都の有料化方針は都民に新たな行動変容を求めています。

家庭ごみの有料化は東京都23区で検討されており、資源循環を強化するために重要なステップでもあります。多くの自治体で成功を収めている政策とはいえ、導入には慎重な分析が必要です。現状では、多摩地域が有料化を進めている一方で、23区では未実施の地域が多く、これは制度の欠陥というよりも、自治体ごとの事情や市民の抵抗感が影響している可能性があります。東京都が示す未来像では、最終処分場の限界が迫っているため、一刻も早く新しい方法を模索する必要があります。
具体的な解決策としては、まず都民に向けた啓発活動を強化すること、次に自治体ごとの状況分析を行い、適正な料金設定を見極めること、そして分別収集や資源リサイクルを促進する設備投資を行うことが挙げられます。最後に、都民がこの課題に真剣に向き合うために、情報共有と透明な政策運営を求めることが重要です。資源循環の実現は、都民の意識変革によってこそ可能です。
ネットからのコメント
1、周りの家見るとうちはゴミ少ないな半分以下だ洗ってプラゴミに回す事もあるからか?シールがべったり貼ってあるプラとかは深追いせずに燃えるゴミ捨てるようになったけどねプラスチックが混ざってないとよく燃えないとか聞いたから、だったら神経質にシール剥がして分けても意味無いじゃんと思ってゴミより、作ってる側の過剰包装を規制したら?後は、剥がせないシールは商品に貼ってはいけないとかさ
2、他県で廃棄物行政に関わる者です。税収を得る事が第一の目的では無くて、ごみの排出を減らしたいという意味での有料化でしょう。ごみの処理の仕事に携わっていないと、ごみがどのように処理されて最後どうなるのか知らない人が多いから、単なる都民いじめみたいに捉えられてしまうのだろうが、そうではないのですよね。
最終処分場の埋め立て容量というのは決められていて、そこが埋まったらじゃあ別のところに埋めようとは簡単にはいかないのですよ。焼却灰は埋め立てだけではなくセメント資源化などの処理施設に搬出している自治体も多いと思うけど、埋める量に比べたらそれも微々たる量です。都民への呼びかけというのは間違ってはいないと思うけど、本格的にごみを減らしたいというのであれば都民よりも先に生産者側にごみの出ない仕組みを呼び掛けて行かなくてはいけないと思います。
3、家庭ごみ有料化は最終手段として欲しい。生活者だって出すのも面倒なごみを減らしたいと思っている人は多い。しかしスーパーが人件費削減のためにセルフレジ化を進め、野菜1つ1つをバーコードシール添付用包装をしている結果、かさ張るプラスチックゴミが大量に増え、本当に辟易する。もっと知恵だしして、先ず埋め立て処分を減らす工夫を進めるべき。
4、有料の狛江市に住んでましたが、ゴミ捨て代金が、かなりかかりました。どういう資産なのか10リットルの一番安いゴミ袋に破裂するほど入れたら、そこまで負担じゃないとしてるのかもですが、実際には1枚80円の大きさのゴミ袋が、一瞬で裂けます。
一瞬で80円がダメになります。過去最高の税収に、異常な物価高、ゴミ有料化、一体、どこに向かっているのか、早く賃金上げてもらわないと厳しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3efb8652548a7b4714a34ed1456565109d1d1592,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]