熊本県と福岡県で大雨による災害が発生。熊本県内では、11日午前4時20分ごろ、甲佐町豊内で車で避難中の親子4人が土砂崩れに巻き込まれ、母親と子ども2人は救助されたが、父親が行方不明に。同日午前3時ごろ、美里町豊富では土砂が住宅に流れ込み、男性が取り残された。さらに、緑川では氾濫注意情報が発令され、床上浸水や床下浸水が報告される中、行方不明者の捜索が続いている。
福岡県でも、10日午後5時半ごろ、福津市畦町で川の氾濫により高齢の男女が流され、現在も行方不明となっている。
今回の災害が示すのは、予測可能な自然災害に対する準備不足と情報の不備です。気象庁が発表する警報や注意報に対して、地域社会や行政の対応が後手に回ることが多く、被害を最小限に食い止めるための具体的な防災策が欠如しているのが現状です。
例えば、避難経路や避難所の情報をリアルタイムで更新するシステムの導入や、避難指示の迅速かつ明確な発信が必須です。また、避難所の安全確保や、避難の際の車両利用に関する具体的な指導が求められます。地域住民の意識を高めるためには、もっと効果的な教育と訓練が必要でしょう。
自然災害に備えることは社会の責任であり、毎年繰り返される大雨に対して今後も同じ過ちを繰り返してはいけません。
救助活動に追われる現場の努力を無駄にしないためにも、行政は一刻も早く改善策を打ち出すべきです。
ネットからのコメント
1、午前4時20分頃という時間に避難されるという事は、自宅に居ても差し迫った危険があったのだろう。無事に発見されてほしいですね。
2、西日本豪雨経験者ですが、ヤバいと思った時は手遅れに近いです。私もヤバいと思って雨が落ち着いた時に避難するために外に出た途端、濁流が一気に押し寄せてきました。ドアは水圧で開かない。逃げ場なく命の危険を感じました。疑う程度の時に予報を信じて避難するのがベストです。避難して天気予報外れたらラッキー。
3、実は僕は子供時代に川で溺れかけたことがある。泳ぎには自信がある人は(僕もそうだった)、川に落ちても斜めに泳げば岸に着くのではと思っているだろう。それは不可能である。そもそも体全体が板に押し込められているような状態で下手に泳ごうとして体を動かすと、二度と元の体勢に戻れなくなって水を飲んでしまい、呼吸ができなくなるのだ。仮に運よく岸にたどり着いても這い上がることができない。
僕は橋脚の回りの浅瀬と草むらに漂着して助かった。しかもこれはわずかに増水しただけの川での出来事なのだ
4、具体的な温暖化防止とは、何から取り組むのがベストなんでしょう?思いだけできるのでしょうか?かなり昔から叫ばれてますが、市場原理を乗り越えるにはどうすればよいか、何も結果が出ず自動車の改良や発電だけで明確温暖化の抑制に貢献できるのでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/43aa0b87e4dac7eb4e88a8ec210e3490f5ccf525,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]