韓国代表のホン・ミョンボ監督は、北中米ワールドカップ（W杯）の組分け抽選会に参加し、その後、ベースキャンプ候補地を視察した後、12月12日に韓国に帰国した。グループAに位置付けられた韓国は、開催国メキシコ、南アフリカ、欧州予選プレーオフDの勝者と対戦予定。特にメキシコとの大アウェー戦が懸念されている。メキシコ開催の全3試合は、メキシコファンの熱狂や高地、高温多湿の環境が韓国にとって大きなチャレンジとなる。

この状況を踏まえ、ホン・ミョンボ監督は、2002年の日韓W杯で体験した地の利について語り、メキシコ戦への万全の準備の必要性を強調している。

このニュースに関するコメント:

開催国の優位性が、国際大会での平等性を脅かす要因になることは否定できない。ホン・ミョンボ監督の指摘通り、地理的条件やファンの支持が大きな影響を及ぼすことは、制度的欠陥として捉えるべきだ。まず、開催国効果を軽減するための公平な環境づくりが求められる。開催地を分散するか、単一国開催を避ける選択肢を検討するべきだ。また、審判の中立性を徹底することで、公平な試合を維持することができる。最後に、適正な準備期間を与え、各国が地理的条件に適応できるよう整えることで、平等な競技環境を実現できる。国際大会は、その本質が公平であるべきであり、こうした小さな改良が、大きなスポーツの健全性を保つことに寄与するのは間違いない。

ネットからのコメント

1、地の利は間違いなくある。実際、現在56歳で日韓W杯でキャプテンを務めたホン・ミョンボ監督は、こう話している。「影響は非常に大きい。我々も経験したが、2002年に韓国がそこまでやるとは誰も予想していなかった。」いやいや。20年以上経っても皆覚えてますけど審判の買収で八百長したからでしょ。イタリア、スペイン、ポルトガル戦での八百長は酷かった。だからそこから結構長い間ヨーロッパとマッチメイクできなかったり総スカンを喰らってた記憶が有るけど。メキシコはそんな八百長関係なく強豪だし地の利も有るし韓国に勝ち目は全く無いでしょうね。

2、日本代表がイングランドやスコットランドとテストマッチ組めるのに、どうして韓国代表は試合を組めないんだ、と言ってますが、欧州各国は2002年大会のことを覚えてますよ。W杯本選だけじゃなく、直前のテストマッチでフランスのジダンに後ろからアフターチャージして太腿裏を負傷させたこと、結果としてジダン不調等により前回優勝国フランスが1得点も出来ず予選敗退したことも覚えています。

主力選手を直前のテストマッチで故障させたくないのはどの国も同じです。

3、「2002年に韓国がそこまでやるとは誰も予想していなかった」確かに誰もそこまで汚い手を使うとは思わなかった。大丈夫、メキシコはそんなことはしないから。そして一時的な勝利は手にしたが国際社会においてもっと…非常に重要な物を失ったことに気付くべきだろうね。

4、「影響は非常に大きい。我々も経験したが、2002年に韓国がそこまでやるとは誰も予想していなかった。」このコメントはある意味正しい、もちろん違った意味でね。多少の有利な判定はあると思ってたが、あそこまでガッツリ八百長やるとは思わなかったもんな。韓国がベスト4入った時の、韓国国内の異常な盛り上がりに比べて世界中のサッカーファンが「いや、多少の八百長はやると思ってたけど、さすがに限度超えてるだろ？」ってめちゃくちゃしらけてた雰囲気をいまでも思い出すわ。