事件概要
2023年8月6日、宮古島市で実施された陸上自衛隊の徒歩防災訓練の際、宮古島駐屯地司令の比嘉隼人警備隊長が、市民団体のメンバーに「許可を取れ」と恫喝発言を行い、詰め寄りました。市民団体は後に、使用許可が必要ないことを確認しましたが、比嘉警備隊長はその後も謝罪しなかったため、8月9日に再度面談を申し入れました。
陸自側は「抗議が大きかったため確認を行った」と説明していますが、市民団体は単なる軽い話しかけに過ぎなかったと反論しています。
コメント
比嘉警備隊長の発言は、公共の場における市民の活動を威圧的に制限し、権力の誤用とも取れる行動です。市民団体が行った活動は、正当な範囲でのものだったにも関わらず、不当な対応を受けることは許されません。特に、行政側が「確認」の名のもとに圧力を加える行為は、公共の自由を脅かす危険な兆しです。
本件の本質は、明確な制度的欠陥にあります。市民活動の自由を守るためには、地方自治体や警察、そして自衛隊を含む公共機関が、民間の声に耳を傾け、無用な対立を避ける姿勢を強化する必要があります。具体的には、透明性のある対応マニュアルの整備、市民団体とのコミュニケーション強化、そして、公共空間での行動に関する明確なガイドラインの策定が求められます。
このような事態が繰り返されないよう、我々は声を上げ続けなければならない。市民活動を抑制し、権力を不適切に行使することが許されてはいけない。
ネットからのコメント
1、政府の対応にはがっかり抗議の内容は置いておくとして今回の抗議はかなりひどいものだったらしい。そのことで現場の隊長が抗議者に苦情を言ったことがメディアでは恫喝したと報道しているが、なぜここで政府や防衛大臣が毅然とした態度で現場隊長を守ってやらないのかがものすごくおかしく感じる。少なくとも防衛大臣や政府が何かしているという話は全く聞かない。東日本大震災や能登地震、他にもいろんな災害や有事が発生した際に真っ先に最前線で自分たちの危険を顧みずに国民や日本を守る。大臣らは命令を出すだけでなく何かトラブルが発生した際には毅然とした態度で大臣自らでもしっかりと抗議したり守ったりするのが政治家の役割だろ。なんで現場やましてや隊長に対応任せるんだ?こんなことやっているから自衛隊なり手もいなくなるんだろ?こうしたところにも政府や自民党に不信感を持ってしまう。
もっと自衛隊を守ってくれよと言いたい。
2、いちいち合う必要なんて無いし。相手にしなくてよい。被害者は、自衛隊だ。訓練中に拡声器によるテロ攻撃を受けたようなもの。公務執行妨害、暴力行為行為等処罰に関する法律違反、威力業務妨害のどれかに該当するのではと思う。沖縄県警は沖縄地検と至急事件協議の上、通逮してもらいたい。公務員に盆休みは無いのだ。
3、自衛隊は訓練の休憩をしていただけだ。そこに拡声器を用いて恫喝し、挑発行為を仕掛けたのは市民団体の方だろう。そもそも、国策に関する批判を隊員個人にすることはただの嫌がらせだ。自分たちのそうした行為を棚に上げて、自衛隊の口調だけを批判するのは筋が通っていない。この事案の動画を見ると、市民団体が自衛隊とのトラブルをあえて引き起こそうとしている風にも見える。自衛隊がやり返してこないからと言って自分たちの都合の良い主張だけをしても多くの賛同は得られないだろう。市民団体は自分たちの行為に非があったことを認めるべきだ。
4、使用許可なしに拡声器で喚いたら、使用許可を取れと高圧的に言うことぐらいあるだろう。
隊長に面談求めて圧力をかけたり、それを拡散報道したり、宮古島防衛にあまり関心を持ってなかったが、政府に味方する気持ちが急激に高まった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbe30e666a88a2461a878e3349a68b09ddcd929,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]