2023年、SNSで「エンジンブレーキがウザい」との投稿が議論を呼んだ。エンジンブレーキはアクセルを離したりギアを下げることで回転抵抗を利用し減速する方法で、ブレーキランプが点灯しないため後続車に急減速と見なされやすい。特に大排気量や高回転型エンジン車では効きが強く、本人は運転を楽しんでいても後続車には迷惑となる場合がある。
極力フットブレーキを使わない運転は追突リスクを高め、事故時は前方不注意とされ修理費負担も発生し得る。配慮が事故防止の鍵だ。
車社会における「運転の自由」は、他者の安全と尊重の上に成り立つ。エンジンブレーキ自体は安全補助として有用だが、ブレーキランプが点灯しないという構造的欠点があり、後続車の認知を阻害する点は看過できない。問題の本質は、運転者教育や免許制度が「周囲への伝達動作」を十分に重視していないことだ。改善策として、①免許更新時に最新の運転マナー教育を義務化する、②車両側で強い減速時に自動点灯するブレーキランプ機能を義務付ける、③交通安全啓発キャンペーンでエンジンブレーキ使用時の配慮を周知する、の3点を挙げたい。快適さよりも安全を優先する価値観が広まれば、SNSでの嘆きも事故の火種も減るだろう。
運転は独り舞台ではない、共演者全員で安全を創る舞台だ。
ネットからのコメント
1、自分もマニュアル乗るときはエンジンブレーキを多用します。短い距離で止まるのであればフットブレーキを使用しますが先読みして前車より前の車など減速するだろうと判断すればエンジンブレーキのみで減速し不足があればフットブレーキを踏みます。前車がブレーキランプ点けずに減速したと言う人もいるけど前方の車との車間距離が狭いからそう感じるだけであけていれば対応できます。人の事を言う前に自分の運転を見直してはどうですか?
2、ブレーキをベタ踏みでずーっとブレーキランプ点灯させたり、ことある事にブレーキ踏んでチカチカ点灯させてる方が余程迷惑ですけどね。てか、トラックで排気ブレーキ付いているのはブレーキの焼き付き防止で、エンジンブレーキももちろん併用だし、マニュアル車でも無駄なパッドの摩耗を減らす意味でもエンジンブレーキは意味あるし、徐々に原則する分安全なんですが……オートマ車でも本来は下り坂などは2ndなどに落としたり、高速などでも前との車間が詰まった時もブレーキ踏まずにシフトで減速するのが渋滞防止にもなるんですが……アクセルとブレーキだけで操作しているのははっきり言って運転技術の低さの証拠です。
3、前方車両の減速が分からない方は周りの状況把握が出来てない動体視力に問題があるそもそもブレーキランプの点灯の有無の確認以外余所見してる等が考えられるつまり向いてないので免許返納か公共の交通機関の利用をオススメします。
4、ずっとブレーキランプ点灯しているのに減速しない車の方が、異常だ。どこで停まるか分らないという意味で、急ブレーキと同じ。エンジンブレーキで、それ程急な減速は、エンジンに負担が掛かる。ATの±側のシフトは、マニュアル風の運転が出来て、とても面白いし、使い方でスムーズな運転が出来る。交差点前のブレーキや、下り坂の停まる訳でもないブレーキより、まし。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b0cc1a562f26e2f9e8341da9df530d8fbc68cd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]