事件概要：
1938年、日中戦争が勃発した翌年、全羅南道霊岩郡で、日本軍慰安婦動員に関する噂を広めた住民が処罰される事件が発生した。霊岩の住民4人が、流言飛語を流したとして、陸軍刑法違反で実刑判決を受けた。10月7日と27日の判決で、ソン・ミョンシムさんやヨン・マクドンさんらは、それぞれ禁錮4月から6ヶ月、執行猶予2年から3年の処罰を受けた。

これらの住民は、慰安婦募集に関する情報を広めたことで、日帝による隠蔽工作の一環として刑事処罰された。霊岩郡は、これらの事実を初めて確認し、今後、不当に処罰を受けた方々の子孫を探し、叙勲の方法を検討する方針を示した。

コメント：
日本軍の慰安婦制度を隠蔽するために、関連情報を広めた住民に対して行われた不当な処罰は、まさに歴史の闇に埋もれた暴力の一例です。このような出来事がどれほど社会的に不正義であったかは、証拠が明らかになるまで長らく知られませんでした。実際、この処罰が行われた背景には、日帝が慰安婦制度の存在を隠蔽しようとする強硬な姿勢がありました。これは単なる過去の出来事ではなく、歴史の中で繰り返されてきた権力の誤用を示すものです。

こうした歴史的な過ちを再び繰り返さないためには、まずこのような隠蔽行為を公然と暴露し、正義を取り戻すことが必要です。まずは過去の犠牲者たちに対して真摯な謝罪を行い、実際に不当な処罰を受けた住民やその子孫に適切な名誉を回復する手続きを始めるべきです。さらに、政府の記録管理体制を強化し、過去の歴史が隠蔽されることのないよう監視を強化することが急務です。
この問題に対して強く立ち向かうことこそ、未来への教訓となり、過去の犠牲を無駄にしないための唯一の道です。

ネットからのコメント

1、これも強制徴用では無くてやはり募集でした。募集があった事実は認めてるし、日本人にも慰問募集があったのははっきりしてるが、強制徴用の事実だけは伝聞ばかりでさっぱり出てこないと言う事は。

2、記事中の当時の経緯を見ると、慰安婦を募集しているなどと言う虚偽の事項をあたかも事実のようにデマを流したから処罰された、としか読めない。これがどうして「慰安婦募集という事実を隠蔽」という風に、事実ありきの話になるのか、理解に苦しむ。

最後のほうでは、不当に処罰された人の子孫に叙勲したいとまで言っているが、さすがのシナリオ創造力だと感心する。

3、この記事を読むにつけ、かつてマーク・ラムザイヤー教授が発表した論文が如何に核心を突いているかを再認識させられます。当時の日本軍がヘリやジープを保有しておらず、慰安所周辺の治安維持・保全に力を入れていた事が何一つ示されないばかりか、あくまでも自分たちの矛盾には一切 目を向けないのに何で日本との関係改善とか未来志向と言えるのか。

4、これって日本に有利な記事では？と思った。当時、民間の業者が慰安婦を任意で募集していたのは事実だし、それを強制と勘違いして噂を広め、世間を混乱させたという風にも読める。こんな誰でもするような噂話をしただけで勲章を与えるってどうなのと思う。