広陵高校は、野球部員による暴力行為が発覚したことを受け、夏の甲子園2回戦への出場を辞退することを決定しました。10日夜、学校で行われた保護者説明会で、堀正和校長は「生徒の命を守るため」の観点から、この判断を下したことを説明しました。暴力行為を巡って日本高校野球連盟から「厳重注意」を受け、さらにSNS上で別の事案が拡散され、部活動への批判が高まりました。
また、説明会後には中井監督が指導から離れることも発表されました。今後の部活動については新チームの始動など、未定の状態です。
広陵高校の今回の判断は、生徒の安全を最優先にした慎重な対応として理解できます。しかし、部員間の暴力行為が発覚した背景には、学校や部活動の運営に関する問題が潜んでいることは否めません。暴力行為に対する即時かつ厳格な対応が求められるのは当然ですが、問題の根本原因に立ち向かうためには、まずは指導体制や内部の問題点を徹底的に見直す必要があります。具体的には、暴力防止のための教育プログラムの導入、指導者の責任感の強化、そして部活動全体でのコミュニケーションの改善が急務です。
また、学校側の対応が遅れた部分も否めず、問題発覚後に迅速な処置が取られたかどうかは疑問です。学校や監督の責任も重要ですが、今後の再発防止に向けて、体制の根本的な見直しと、より良い指導環境の整備を進めることが必要です。
ネットからのコメント
1、先ほどテレ朝の番組でコメンテーターが『学校側が責任をSNSにすり替えている面も感じる。学校側は速やかに正しい調査をして』と言いかけたらいきなり画面がCMに変わった。しかもメーカーでは無く広告機構、番組に戻ったら触れずに全く違う話題。
まるで番組側が都合の悪い発言に蓋をしようとしたようで、学校だけで無くメディアもSNS攻撃で片付けたいのだろうなと実感した。選手たちを追い込むのは周りの大人の対応である事をしっかりと報道すべき。
2、事の発端となった暴行被害を受けた生徒の命を守る対応をしていればこうはならなかった。場合によっては被害にあった子はそういう選択をしていた可能性もあったでしょう。それをこうなるまでやり過ごそうとして、ここまでの話になったんだから、まずはそれを自覚した上で、まずは被害にあった生徒とご家族が納得する方法に尽くしてください。
3、びっくりした!学校は、暴力事件を防げず、被害者を護れなかったことを反省して、辞退したのかと思ったら、そんな気はさらさらなく、SNSから非難が集中したことから加害者を含む在校生を護るためなんだね。たしかに、危害を加えようとしたり、人格否定、名誉毀損は論外だが、被害者への謝罪や、反省が先に来るのが教育者のとるべき道のように思う。
4、爆破予告が本当ならそれは許しがたいでもこの校長、それを理由にして自身や学校の保身を考えてる気がする出場辞退しなければならなくなった本当の理由はそこじゃないと思うそれがまだわかっていないそんな事だから、強くなるためには暴力も体罰もありなどという事が脈々と行われてきたのだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d9643926e7ecdd757673c63c25ba9eccbf830d18,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]