上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイの返還が来年1月に予定されており、これにより日本国内に飼育されるパンダはいなくなる見通しです。これらのパンダは、繁殖研究のため中国から貸与された親から生まれており、所有権は中国にあります。返還期限が来年2月に迫り、フィフィ氏はこれを受け、自身のSNSで返還に関する私見を述べました。

「生き物を外交カードにするべきではない」と訴え、中国に対してこれ以上頭を下げることをやめるよう提案しています。

この件において、フィフィ氏の意見は鋭い指摘です。動物が政治の道具として扱われる現状は、倫理的な観点からも問題視されるべきです。第一に、生き物を外交の駆け引きに利用することは、その動物の福祉を無視する行為であり、改善が急務です。第二に、動物園は独自の繁殖プログラムを開発し、他国に依存しない体制を構築する必要があります。第三に、国際的な動物保護協定を締結し、生物多様性を守るための新たな枠組みを提案すべきです。この問題を通じて、我々は生き物の価値を単なる外交の一部としてではなく、尊重と理解をもって接する必要があるという重要な教訓を学び取らねばなりません。

ネットからのコメント

1、其の通りだと思います。

何時までもパンダパンダじゃないですね。年間相当の額を支払っているんでしょ！　頭まで下げて借りる気が知れないね。動物を借りて、まあ新しい施設などを作る事は理解出来ますが、自然体ではなく子供を産ませ子孫を増やす事までして、それら全てを返還って？ライオンやキリン、虎にしても、ペンギンや何種類もの動物が外国から入って来ます。殆どは購入したり友好関係の証で譲り受けたり等々でしょうが、借り賃を払って・・・こんな前例は有りますか？しかしもう金を払う事など良いでしょ。

2、同感です。パンダが動物園における癒しの存在である事は否定しませんが、今後の日本の国益とパンダのレンタル料のどちらを優先すべきかは言うまでもありませんからね。加えてあの国との関係を根本的に見直す意味でも仕方のない事だと個人的には思います。

3、「文化と政治外交とは別、だからパンダ外交は必要だ」という綺麗事を並べる方々が日本には多くいるが、それこそ中国の思う壺であり、日本や日本人が軽く見られる大きな要因になっているのは確かであり、現に中国はそこを見透かして外交カードとしてパンダを利用しているではないか。

確かに見た目のパンダは愛くるしいし人気があるのも仕方が無いが、今の険悪ムード真っ只中の日中関係で、まさにピントがズレまくりのパンダ云々を持ち出すのは余りにも軽率過ぎる。 それ程パンダが見たければ身の危険を覚悟で中国に渡航するか、さもなくば人に危害を与えているクマを脱色し、ナンチャッテパンダにして動物園で飼育したらいいのと違う（妙案たと思うがなぁ）？

4、そもそもワシントン条約に記載される危惧種を政治利用すること自体が問題。パンダが可哀想です。もっと重要なことがあるでしょ、動物園にパンダがいなくても多くの日本国民は困りません。高いレンタル料払って相手を気遣ってまで客寄せパンダは必要ありません。