広陵高校が監督交代に伴い新体制を迎え、秋季大会の北部地区予選にシード校として出場することが広島県高校野球連盟より発表された。広陵高校は、中井哲之監督を暴力事件で辞任させた後、松本健吾新監督のもとで初の公式戦を迎える。この大会は17チーム21校が参加し、7チームが県大会進出を目指す予定。広陵高校は8月30日に試合を予定しているが、試合会場や時間はまだ発表されていない。
県高野連は誹謗中傷への警告を強化し、新たな大会運営の方針を掲げている。
この事件は、監督辞任に至る広陵高校の暴力事案が組織としての管理不備を示している。学生スポーツは教育の一環と主張される一方で、現実に暴力やそれに伴う不祥事への対応が遅れると、教育の名目が空虚となってしまう。その背景には、指導者に対する適切な監視体制や教育が欠如していることがある。まず、暴力事件の再発防止には、信頼性のある監督候補を選び、第三者による監査の実施を義務付ける必要がある。また、教育の理念に基づき、部活動の目的とその運営方法を再検討することが求められる。広島県高野連だけでなく、全国の教育機関が自身の価値観と行動を見直し、スポーツ教育の信頼性を取り戻す努力を継続すべきだ。
ネットからのコメント
1、全く何も解決していない現段階で、たかが中井監督を「解任」ですらなく「交代」させただけで、中井監督の圧力で逆らえない部員達にアンケートして問題がないと結論付けできたら秋の大会への出場を許可とか、本当にあり得ない。
結局、広陵も高野連も今回の事態を全く真剣に受け止めていないとしか思えない。広陵は自分達のことを、ちょっとやり過ぎただけなのに被害者生徒とSNSに不当に騒がれて、甲子園辞退に追い込まれた可哀想な被害者だとしか思っていないのだろう。そして高野連も強豪校にべったりの判断ばかりで、全く被害者生徒のことなんて考えていない。もう高野連は一旦解体して第三者も含めて再構築して、強豪校とは距離を置く体制にしなければ、今後も同じような事案は決して無くならないと思う。
2、まだ根本的な問題が片付いていないのに、監督と部長を交代させ、部員へのアンケートでいじめがないというだけで出場はおかしい。徹底した調査と被害者へのケア、加害者の追加処分が終わらない限り、いくら新チームといえど、公式戦への出場は時期尚早。
3、暴力行為がないと確認したなら、なんで監督と部長が交代なの?つまり、いじめられた生徒といじめた生徒と部長と監督の問題で、他の部員や広陵高校は何も責任ありませんから秋以降の大会は出場させてくださいってことやんな?高校側の責任がないなんてこの短期間に断定できるほど十分な調査できるか?公立なら強制転勤はあってもクビにはならんだろうけど、私立教員って下手なこと証言したらクビ切られる危険あるし、学校がつぶれたら職を失うわけで、学校の不利になるようなことは言わないと思う、生徒も同様でわざわざ自分が通う学校を崩壊させかねないこと証言すると思えないんだよね二人のクビを差し出すことで秋の大会始まる前に問題を終わりにしたいいじめの対策よりも、残された広陵野球部の出場機会を守りたいっていう高野連と広陵高校の勝手な都合が優先されているのが非常に気分悪いですね。
4、国民の声がみんな誹謗中傷に聞こえるのだとしたら、広島高野連はもう必要ないな。県高野連の仕事は広陵でどういう問題があり、再発させないように厳しく対処することであり、広陵の言い分、いまのままの広陵を広陵を擁護することではないだろう。高野連の存続理由を見られているという事を肝に銘じて、古い体質から脱却してほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/156306f396f49061f8d0d30e5443ecb35e4a2ea9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]