埼玉県川口市の66歳の自営業女性が、特殊詐欺に遭い、1953万5100円相当の暗号資産を騙し取られました。11月1日、彼女の固定電話に通信会社のカスタマーセンターを名乗る女から「携帯電話の未払いがある」との電話があり、その後、警察官を名乗る男たちから金融庁が資産確認のために協力を求めているという内容のメッセージがSNSを通じて送られました。
女性は指示通りに暗号資産用の口座を開設し、11月6日から11日までに10回にわたり、被疑者らの管理する口座に送金しました。連絡が取れなくなったため不審に感じた彼女は11月15日に警察に相談しました。

これは典型的な特殊詐欺事件であり、特に高齢者を狙った電話詐欺の脆弱性を示す事例です。このような事件が発生する背景には、情報リテラシーの不足や、高齢者を狙った巧妙な詐欺手法が存在します。まず、情報提供や注意喚起を強化することが重要です。高齢者に対する詐欺対策の講座や情報セッションの提供、地域コミュニティとの連携による見守り体制の強化が求められます。さらには通信会社と警察の連携を密にし、電話番号や口座番号の確認作業を迅速に行えるシステムを構築することも考えるべきです。詐欺の防止は個人の問題に留まらず、社会全体の責任でもあります。
一人ひとりが意識を高め、詐欺未然防止に向けた取り組みを推進していくことが大切です。
ネットからのコメント
1、最近、詐欺メールが非常に多い。毎日のように来る。契約していない銀行の口座の支払いが遅れているとか言われる。数日前に見たニュースだけど、台湾だったか、外国だったと思うけど、偽記事や偽メールを配信できないように、メール等の配信会社に、対応を義務付けて、もし被害があった場合は、その配信会社に弁済の責任を持たせる。それ以後は、そのような詐欺メールや偽記事は激減したそうだ。やればできるんだと思った。そして、それは会社の責任なんだと思った。なぜ外国でできる対応を日本がしないのか疑問で仕方ない。偽のメールや記事を配信した個人を特定できる仕組みを義務付ける。必須だろうと思う。
2、典型的な詐欺の手口のオンパレード。これだけ特殊詐欺に対する注意喚起が各メディアや警察などで報じられているにも関わらず騙される。そもそも携帯料金の未払いを固定電話で知らせてきたり警察官がSNS で容疑者とやり取りなどするはずがない。
無知は罪。被害者の常識の無さが浮き彫りとなる。
3、自営業しているような、それなりにちゃんとしているであろう人が、何でこんな詐欺に引っかかるのだろう?しかも警察からの指示で暗号資産口座を開設して暗号資産で振り込むなんて、どう考えても怪しいでしょ。そんなに世の中のことを知らないような人が自営業を行ってそんなにお金を持って、簡単に詐欺に騙されるものでしょうか??逆に被害者の方がどんなお商売をしておられる方なのか知りたくなっています。詐欺にやられる方も最低限のしっかりしないとダメなところがあると思いますよ。
4、テレビではあまり詐欺の報道は少なくなったようだが、新聞やネットのニュースでは、毎日のように報道がありますよね、ニュースを見ないのか知らないが、流石に被害者も見ず知らずの他人を疑う事を身につけてもらいたいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/59369bd4ed3ee18d3045265f59eecda9195a46c8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]