プロ野球の現役ドラフトが12月9日に実施されます。これは、出場機会に恵まれない選手の移籍を促進するための制度で、今年で4回目となります。阪神タイガースは22年にソフトバンクから獲得した大竹耕太郎投手をはじめ、過去の現役ドラフトで成功を収めています。今季、阪神は優勝を果たし、多数のポジションでベストナインやゴールデングラブ賞を獲得しましたが、新たに入団する立石正広内野手の加入で競争が激化し、特に左翼手の固定が課題となっています。

内野が本職の選手や捕手が左翼に入ることが多く、本職の外野手は出番を減らされている状況です。

現役ドラフトの制度自体は有望な選手に新たな機会を与える意義がありますが、その裏にあるチーム編成の問題には改革の余地があります。左翼手を固定できない現状は、選手層の厚さがもたらす逆効果として捉えられ、選手たちが十分な出場機会を得られないことに異常感が漂います。まず球団は、ポジションごとの選手起用方針を明確化し、選手たちが自身の能力を最大限に発揮できる環境を整備することが必要です。また、選手間の競争が過剰にならないよう、適正な人数の登録と育成計画を練ることが求められます。加えて、現役ドラフト制度の活用を戦略的に行い、全選手が自らのキャリアを築く場を提供することが義務とされています。これらの改善を通じて、選手に公平な機会を与えるだけでなく、球団全体の健全な発展につながることが期待されます。

現状の放置は、潜在能力を持つ選手たちに不利益をもたらし、球団の未来に曇りをもたらすでしょう。

ネットからのコメント

1、岡留は残しておいた方がいいと思います。外国人投手の補強が未知数の状況では投手は一人でも多い方がいいし、いい投手です。ドラフトで上位3人野手を獲ったので、今年はいい選手を現役ドラフトで獲れないかもしれませんが、出すのはくすぶっている外野手がいいのではと思います。

2、阪神の事情を考えると投手は頭数が足りないから出せない。出すのは外野、取りたいのは投手だろうなあとは思う。ただ、他球団を見ると、他球団も結構外野が出そうな雰囲気があるんだよなあ。外野出して外野取るみたいなことは避けたいけど、どうなるだろ。

3、井上って、実際他球団から見たらどういう評価なんやろ？阪神ファン目線やと覚醒したら30発打てるんちゃうかとか思われてるけど、パリーグの2軍とかパワーヒッター多いし、意外と現役ドラフトに出しても人気ないかもしれへんね。やったら岡留みたいな、便利なリリーフタイプの方が使いやすいし出番も貰えそう。

4、現ドラもタイミング大切よなぁ。

毎年現ドラ候補で各球団数人名前出てるけど、結局現ドラかかりませんでしたって人たちで、翌年結果出したって人おるんかな？今年現ドラ予想としてよく名前上がる、井上とか岡留とかは来年あかんかったら普通に戦力外になりそうな立ち位置。それなら一発勝負かけて現ドラの方が本人達は嬉しい気がする。